ぼくにとって走るということ2020改定

僕たちは走る権利がある。義務じゃない

世間の走ることに対するイメージには違和感がある。
走る目的に「健康」とか「目的達成」とか、余計なことが多すぎる
そんなのはどーでもいいこと。

私にとって走ること、好きに動いて考えて楽しむ素敵な時間だ。

昔は違った、
肉食獣から逃げるために走る人もいた
戦争から逃れるために走る人もいた

でも私達は
ランニング〜とか
ジョギング♪
とか言ってる輩だ。

私達には走らなければいけない義務はないのだ。
僕たちは走る義務がない世界にいる。

だから好きに走っていい

悩むなら走ろう

走ることは考えることだ。
自分と会話ができる。
自分との会話は何かの進歩を見せてくれる。

悩みながら走っていれば、ずっと考えることだろう。
逃げられないだろう。
その中でふとしたすれ違い、入ってきた言葉、思考のひも付きが決定的なヒントを出すことは多い

走ることは考えることだ

この言葉をあるムックで見つけなければ私はいま走っていない。走ることは考えることなのだ。座禅を組むつもりで向き合うといい。

走りながらネガティブな事を考えることは難しい。
走りながら考えると、何かがひらめく。体温も脈拍も上がらないと思い浮かばないアイデアがある。走らないと出てこなかったであろうアイデアはたくさんあり、そのアイデアはピースフルで客観的なものが多かった。

走ることに仕事で助けられている。

私はいまバイリンガルニュースを聞きながらか、毎日中国語を聞きながら、見ながら走っている。フレーズを暗記して喋りながら、飽きたら考えながら。

そんな時間走らないで作れないでしょ。

膝を痛めたくなければベアフットだ。

なぜ、シューズメーカーは効率的にランニングの恩恵を受けられる、ベアフッドを普及させないのだろうか?

ベアフットはソールがない靴。地下足袋とかをイメージするといい。

衝撃がダイレクトに足に来る。だから痛い(笑)。いたくしないためつま先立ちで走る。ふくらはぎがパンパンになる。それは膝への衝撃を和らげている体に刻まれた証拠だ。

ベアフットを履くことで膝の負担が軽くなる走り方に自然となる。だってすぐ痛くなるから。

欠点は長い間走れない。カカトをつけない分速くなるけど、長持ちしない。私はそれがいいと思う負荷が低い10kmのランニングなら負荷が倍の5kmのほうが速いでしょ、そういう思考でいうとベアフットが一番になる。

僕は5年ぐらい前、ベアフットシューズを選んで人生が変わった。店員は「上級者向け」とオススメしなかったけど。

持ち運びも楽。軽い。ふにゃふにゃだからかばんに入れられる。

そういう視点でいうと、シューズメーカーがベアフットシューズを売らないのは悪意があると思ってる。マラソンするならしょうがないけど、ラニングするならベアフットのほうが体にいい。

でもメーカーは初心者にふわっとしたソールのランニングシューズをお勧めしている。そして膝もふくらはぎもいたわらない走り方をさせておいて、膝が痛む。
膝や腰の痛み予防で、ほとんど意味のないウェアなどを売りつける。
それで疲労したらトレーニングとマッサージ。
膝がイカれたら病院。
どうかしてる

走るのは極めて個人的行為

走ることに関心ない人、特に昔マラソンとか付き合いで参加してトレーニングとかして、それでやめちゃった人にぜひ伝えたい。

いいじゃん、長く走れなくても。遅くても。力無くても。
あなたの勝手だよ。そんなこと。
だから勝手に走ろう。誰も追いかけず、追いかけられず走ろう。

そう考えれば、現代のあなたにとって、多分走ることは極めて個人的な行為だ。
ご飯を食べる、寝る、風呂入るみたいことだ。

誰に言うことでもない。

私がマラソンとか参加しないのは、誰かに強制されて走るから。
誰かの何かに迫られる運動なんて、ストレスだよ。
そこストレス与えて意味がある?なんて思ってる。

自分のために運動しよう。

運動音痴の運動入門

僕は運動が苦手だ、特にチームスポーツは大嫌いだ。走るのも遅かった。

運動なんて人にアドバイスする資格ない。コンプレックスすらある。
でも、走ることにそんなコンプレックス必要ない。

全ての人は、食事や、お風呂や、排泄同様に、運動も上手である必要はない。
運動が上手じゃないと楽しめないなんて、そんな体育おかしいよ。
他の学習もそうだけど、自分のペースで面白くできばいいんだよ。

だれだって運動を楽しむ権利はある。
いつだってやりたいスポーツをトライする権利はある。
誰も否定しちゃいけない。

初心者が下手だからってやることに怒られたり、笑われるのって、悲しいことだと思う。でも学校で運動すると、足が遅いとかで怒られたり、笑われたりする

本当はそれって、怒ったり笑ったりする人のほうがおかしい。そんな人が恥ずかしい人だと思う。

だって、はいはいしかできない赤ちゃんを、怒ったり笑ったりするなら相当精神状態がおかしいでしょ。
運動オンチを笑うやつはおかしいやつだから、運動しようとする運動オンチは、そんな彼らを心の中でわらって放置すればいい。

そしてやってれば上手になるんだよ。・・・そして、やりつづけるといいこともある。

例えば、最近子供の運動会のリレーで活躍しちゃったりすると、めちゃ嬉しい、子供のころ足が遅くて足手まといだったからね。走り始めたの40歳ぐらいからで、しかも超適当なのに

つまり今すぐ全然変われる

カロリー消費のCPAは最強だよ

走ることはコストが掛からないのにカロリーが消費できる。
ほんとはパンツと眼鏡でいけるスイミングも安いが泳げるプールは近くにないからね。

走ると歩くでは走るほうが時間対効果が高い。呼吸はつよくなり、腹筋が使われる。背筋や腹筋が変わる。

体型が変わると、ショップに行くと、サイズが違う、着てても似合う服が見つかる。服を選ぶのが楽しくなる。自分の新しい表現をみつけられる。

第一印象は服じゃない、体だ。いい体は何も試せる。今の時代、余計なものを必要としない

運動は下手でも運動を楽しむことは誰でもできるよ!!

というより、食事同様、運動も誰でも楽しめなきゃいけないよ!

2020.01.25少し改変

Toshiaki Ejiri: Born in Fukushima, working as web analytics consultant since 2000.