キリロムサミット聞きながら猪塚さんのこと考えてた

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キリロム工科大学(Kirirom Institute of Technology、以下KIT)にとって2020年は受難だったと思う。特に精神的にもブランド的にもダメージを受けたのは週刊誌などによる詐欺だと言われたことだと思う。もちろんキリロムは夢のような大学ではないし、これから発展途上ではあるし、そのことは伝えてるはず(想像以上にひどいことはあるかもしれないが)だけど、詐欺ってのは無いと思うよほんと。

だって猪塚さん全然詐欺できる人じゃないから。悪い意味で(笑)

詐欺って、言葉巧みに相手を上手におだてたりしながら本当は価値がないものや言ってることと違うものを売ることだと思うのだけどね。

彼言葉巧みじゃない。騙すもなにも、全部現状の外だから。人を欺いて自分に利するような人が詐欺師なんだろうけど、彼自身もう現状の外で生き続けてるから。
周りにいる人見てても超優秀だよ。あんな頭のいい人騙せないって。宇宙人みたいな猪塚さんの話聞いて、スケールの大きさでワクワクして参加しているんだよ。
猪塚さんの信者じゃなくて、むしろどーしよもないなーと言いながら前に進んでるね。

あとね、彼すごい人おだてるの下手だね。おだてもしないし、むしろ空気読まずに失礼なことバンバン言うタイプだよ。

あのキャラクターで詐欺なんてありえないし。ほんと人見て記事書いてほしいなと思う。

KITに入った人から聞くのは、何も教えてもらえないって言う人も多い。たしかに何も教えてくれないようで、いきなりプロジェクトに入れられて何もない中で考えなければいけないようだ。

でもテクノロジーについて、プログラミングでもマーケティングでも、何か良い教え方ってあるんだろうか?私は人生でプログラミングもマーケティングも教えてもらったことではない。全部自分で調べて探って試して成功して失敗した経験だけだ。それだけが私を成長させてきた。

例外としてマンツーマン(ペアプログラミング)は今思いつく最高の教育かもしれないけど、あれは教育じゃなくてプロジェクト、コーディングの効率化だよね。ってことで、どこで学んでもプログラミングなんて本人の頑張り以外成長できないよ、っていいたい。

もちろんいい先生がいれば変わるかも知れない可能性は否定しないけど、前別にも書いたけど、プログラミングとかデジタルのスキルは家庭科に近いから、料理して針動かしてとんかつで釘打たないとスキル上がんないよ。

だから教わらないの正解だと思うんだよ。ほしいのは躓いてるとき教えてもらうことだけ。
頭から黒板に書いてあるのメモしてもだめだって。目玉焼き焼いて、焦げてなんで?ってならないと覚えない。

だからプロジェクトベースドラーニングは正解だと思うのだよ。むちゃくちゃに聞こえるかもしれないけど、本質はとっても的を得てる。あと細かいことはズレや想定外は当然あるけど正しいとは思うんだよなー。

Toshiaki Ejiri: Born in Fukushima, working as web analytics consultant since 2000.