すべての仕事を3分で終わらせるよう頑張ってみた

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今日帰国しました。この数日間、シンガポールで一人チャレンジしてたことがありました。仕事を3分で終わらせてみようというチャレンジです。

3分で仕事を区切ってみた

ネタ元はリーゼントサラリーマンこと、岡田兵吾さんの書籍「すべての仕事を3分で終らせる」をいただいたのがキッカケ。ダイアモンドオンラインに掲載していたエッセイでも評価の高かった彼の意外にも初の書籍。

この本は、自分がこれから何しようか考えている自分探し中な人のための本ではないし、日々の仕事は部下に任せ、自分はじっくり考える時間がある人のための本でもない。

この本はとにかく時間がなく、高いアウトプットを求められている人のための本だ。岡田さんがいかに過酷な状況で今の立場を作ってきたか良くわかる。私もいまだ限られた時間で多くのアウトプットを求められている立場だ。

しかし正直、3分で仕事を終わらせられるのだろうか?短すぎて考える間もなく終わってしまうのではないだろうか?あるいは3分を意識しすぎて
「あーまたアラームなってる!」
となってしまうのではないか?
などあるので試してみることにした。

1日のスケジュールには大抵ミーティングなど自由にならない予定がはいってるので、その合間に自由になる2−3時間で試してみた。手元にiPhoneをおき、アラームを3分に設定、仕事を始める。

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ルールは以下の通り。まだ抜けてるところもあると思うが、そこは後日岡田先生からご指導いただくことにする。ルールは以下の通り

  • 仕事の大小を問わず古いところからどんどんやる。順番とか優劣とか決めない
  • 3分でアラームを切り、3分たって終わらなければ延長する

結論で言うと相当いいと思う。理由は以下。

  1. 大きなプロジェクトもアウトラインをつかめるようになる
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    この鉄の掟に従うなら、来年の書籍の目次、みたいな戦艦級の仕事でも、一旦開いて内容を吟味する運命になる。そして当然こんな重たい仕事すぐできないから、アウトラインだけささっと書いて、この流れでよいですかね?納期いつですか?このあたりマニアックですけどいいでしょうか?と質問を加えてレスを返すことができた。こここまで15分。少なくとも担当編集から見れば放置には見えない

  2. 嫌な仕事から逃げなくなる
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    3分を意識すると重たい仕事もアウトラインを掴むところから始まる。だから、嫌な仕事も大変な仕事も逃げることができない。

  3. 得意な仕事に時間を食われない
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    これ結構大事なことで、たまに気が乗ってくると時間を忘れてしまう重要でもない仕事もあるが、それも3分6分9分とアラートを再設定するうちに、そこまで時間欠けるのか?と疑問が湧いてくる。

合わせて1日のタイムマネージメントもおすすめ

 実は、私はこっそり15分単位で自己時間管理をたまにしている。たまに自分が1日どんな行動してるか15分刻みで何してたか書いておくと、パフォーマンスが高いとき低いとき、無駄な仕事のタイミングに気づける。その中で3分だと5個のタスクができていれば上出来だ、というようなカウントができるのでとっても都合がいい。

この方法はこの本から学んだ。1冊で100冊分ぐらいのライフハックが詰まっているが、今のところ私以外誰もいい評価を聞いたことがない珍書(笑)、でもお薦め。私は仕事の人間ドックだと思っている。数年に1度、これをやって自分の仕事のかかりすぎてる時間を知る。私は個人のプロとして時間計算でお金いただく以上、自分の時間の価値を知るのは絶対だと思う。自分が野球選手なら打点や打率は言えるだろう。打点も打率も私よく分かってませんけどw

私は将棋の時間はかるやつが欲しくなった。岡田さんはこの3分時間管理、どうしてるのだろう。グッズ作ったら売れると思った^^

これは使えるのかな?

Toshiaki Ejiri: Born in Fukushima, working as web analytics consultant since 2000.