新潟から静岡に行ったとき、探し求めてた本を手に入れた。
そう漫画雑誌「アクション」な。
「気分はもう戦争」というマンガの続編。なんと38年ぶり。
田実さんのFacebookのポストを見て、絶対手に入れようと固く決意した。
しかし電子書籍版では肝心要の気分はもう戦争は含まれていない・・・
だいたい書店に行く機会すらない・・・。
と思ったら静岡の大きめの書店に行ったら平積みでたーくさんありました!!
2冊買っちゃいましたよ(苦笑)。ポスター付いてるし。そしたらもう1冊手に入って、3冊もお家にございます(笑)
僕と同世代なら大友克洋を知らない男の子はいないはずだ。AKIRA(今考えれば東京オリンピック2020年開催という予言してた)を書いた世界的な漫画家。でもずーっとペン持ってなかったと思う。
私も好きだった一人で、受験が終わった後、ご褒美で当時子供にとっては高めだった大友さんのマンガをたくさん買い漁った。買い漁ってみると、AKIRAみたいな超能力で派手な作画は童夢とこの漫画ぐらいで、意外にシンプルな日常とちょっと非日常の混じった文学的な作品だった。僕にとっては大人の入り口みたいな作品ばかりだった。
比較的派手だったのはこの漫画「気分はもう戦争」で、童夢よりこっちがハマった。
中ソ戦争という架空の戦争でライトな感じで進んでいく話だった。この原作者の矢作さんって、実はすごい人だったのだと、アクションの他のマンガで知った。そしてアクションってすごいマンガなのね、ということも初めて知った。
今回のは「気分はもう戦争3」でランボーみたいだが(笑)、気分はもう戦争2なんてあったのかしら?と思ったらどうやら「気分はもう戦争2.1」というWindowsOSみたいな作品名のものが途中まであったようだ
さて、「気分はもう戦争3」の内容だが、結構短くて何も分からない(笑)。
38年前にお兄ちゃんだった3人の主人公たちはおじいちゃんになりかけてて、それぞれ仕事をしている。
もう大きな戦争があった後らしく、北朝鮮はないし中国も数カ国になってるような書き方してあった。自衛隊はロボットも外国人も自衛につかってて、
アメリカから主導権が中国に移っている世界だった。
パクスシーナ。Pax Chinaの時代。ドル紙幣より元の電子マネーがありがたがられる時代。なんてことを私はリアリティを持って起きる世界だな、と思う。
中国分裂はないような気がするけどね。
マンガとしてもさすがに面白い。Say long good bye and see you soon!とか書いてたけど、すぐ義勇軍アシスタントつのってペンを若い人に任せてでも続編、つよくつよく期待したい。
最後にこの記事の表紙に載せたけど、なんで静岡の松坂屋って看板のデザインもフォントも違うのかな?マツザカヤってデザイン変えたのかな?