NTT PCコミュニケーションズのレンタルサーバーWeb Arenaを使ってた2000年代の昔話とそのあとの反省

中小企業にとって、いまだクラウドもインターネットサービスも使いにくくて、その原因はサーバー会社やプロバイダーや通信貨車にある。。私の実家で、Google suiteを導入しようとして、NTTPCソリューションズのWeb Arenaで2週間ぐらいウェブサイトがシャットダウンした経験からシェアしたい。

2000年当初中小企業の味方だったWeb Arena

中小企業にとって、ウェブもインターネットも活用しやすくなった。GoogleもMicrosoftも様々なソリューションを提供しているし、ベンチャーも多種多様な使いやすいサービスも提供している。

でも中小企業にとって最大のボトルネックはその手前にある。
それはレンタルサーバー会社だと思う。

クラウドサービスを使う上で今ドメインとウェブサイトを管理しているウェブサーバー会社がもっと利便性を高めないと、上記のサービスは生きていけない。

私は創業以来NTT PCソリューションズが提供しているWeb Arenaを使ってきた。当時中小企業向けのレンタルサーバーサービスは多くはなかった。Sakuraはサーバーまるごと貸して月1万円だったし、ほかのサービスもCGIなどが使えなかった。当時としては中小企業でも数千円前半の月額コストで、手が届く価格帯ではあった。

そこで会社を起こして数年間。もっぱらWeb Arenaをつかってきた。

NTTの組織分割で利便性が悪くなっていった

まずNTTグループ内で、名付けてネットができた。ドメイン管理はこのサイトが行うということで、当初はサーバー契約時にお願いしてたドメイン取得と維持が別サイトになった。
しかしそのサービスは特に問題もなく、知らない会社よりいいかな、という感覚でその点、かるすぎたなと後悔はしている。このタイミングでお名前.comなり、CPIなりにサーバーを移すべきだった。

つづく

Toshiaki Ejiri: Born in Fukushima, working as web analytics consultant since 2000.