客単価と商品単価

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またターヘル・アナトミア的なお話を。

ウェブ解析士では目標から逆算する。例えばCVR1%で目標売上百万円なら、セッション何件必要か求める、なんて計算が初歩的な問題だ。

客単価1万円なら、10000件のセッションあれば100万円達成するね。はい御明算、だが。

じゃ英語でなんていうんだ?とというお話。

CVRは元々英語だからそのまま。Conversion rateで良いし、売上もSale、でいい。コンバージョンもConversion ね。
リードジェネレーションの場合、コンバージョン後に商談になった割合を商談率、商談後受注になった割合を受注率と呼んでいるが、これらの言葉は決めるしかなかったので
appointment rate
order rate
とした。

まず逆算っていうのはあるのかな?と思ったら普通にあって、
count backyard
calcurate back
というらしい。ぐぐると勤務日数など計算するウェブサイトがリンクされていた。

次に今回話題にしたいのは客単価だ。
実はずーっとunit priceとしてきたし、あまり疑問も持ってなかった。
しかし、unit priceのwikipediaを見ていると、あたりまえだが
unit price= total sale÷total units
である、つまり売れた「商品」の数なのである。平均商品単価というのが正確な名称になる。

しかしウェブ解析士で出す問題でこの平均商品単価を使った問題はない。
扱ってるのは顧客が買った件数だ。

ということでECサイトにおける客単価はAverage Order priceもしくはorder priceになりそう。

次に悩ましいのはlead generation siteの場合。order price でもいいかもしれないけど、ところどころウェブサイトによってはlead valueという言い方もしていた。

でもorder priceでいいんじゃないかと思う。
こういう地味な間違いってあるんだよなー。

Toshiaki Ejiri: Born in Fukushima, working as web analytics consultant since 2000.