2050年のAIとVMSと人間の優劣

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昨日ClubHouseに友田日誘われてスピーカーとして参加してみた。全然話せなかったけど13人もスピーカーいて1時間だと5分。普通一言も話せないよね。90分に延長したけど無理だった。この時点での話そうとしたことを書いても損はないから書いておく。

テーマは未来の予想で2030-2050年のことだった。人の話を聞きながら私の専門分野で考えた未来予想を伝えておこうと思う。

まず幸せな理想の世界。

SNSもサーチエンジンもビジネスソフトウェアも全部オープンソースが中心となり、ユーザーはエージェントソフトウェアを使って、必要なソフトウェアとプロダクツを手に入れるようになる。だからブラウザはエージェントと呼ばれるソフトになる。

エージェントはクライアントの過去の情報を保存するオープンソフトウェアだ。購買履歴やメールのやりとりなどを保存している、ブラウザの進化系だ。

エージェントは様々なサービスやアプリケーションへ伝える個人情報やリクエストをコントロールする。商品を提供したい企業はエージェントを通して、その個人情報の利用範囲に応じた提供するサービスを提供し、エージェントはその交換条件と、その企業の他のユーザーの評価を紹介してくれる。利用するかどうか、どの程度個人情報を使うかはユーザーがコントロールする。Venter Management System(VMS)が主導権を握るだろう。

通貨は暗号通貨を中心にデータベースはブロックチェーンでP2Pでコントロールされている。特定の企業が独占していたSNSもその情報統制と独占禁止法で解体を余儀なくされ、オープンソースの複数のサーバーにまたがるメールのようなコミュニティシステムとなっている。GAFAもBATHも縮小し、1ソリューションベンダーとして存在している。

ここまでが私の読みだ。

そして考えたくない未来の闇。

多分人は差別されるだろう。生まれた瞬間に結婚できない人が出てきそうだ。その兆しは韓国で普及するAIによる面接システムだ。一次面接を人工知能がやってくれる。

この怖いところはマシーンラーニングとニューラルネットワークを使えば根拠を示せないところだ。学歴、人種、性別、年齢など本来なら差別として規制されるべき要素も、ニューラルネットワークの変数として加え、それが業績や勤続年数と相関が認められれば必ず利用される。適切な成果をあげ、働き続ける人材を大量の人材から選び出すことを自動化できることは誠に便利だが、その結果ダイバーシティーの真逆の世の中が待っている。

唾液で遺伝子を測定もできる。親や親族などからその人の将来性や危険性も予測できる。だから生まれた瞬間にこの人はここまでしかできない、なんてランキングがつけられ、それで結婚相談所のマッチングも最適化され、仕事も最適化され、その人の人生が決まる。

こんな世の中絶対来てほしくない。これは第二次世界大戦前にダーウィンの理論の最悪な利用としてあった。しかし、来る。もし人類が「優れた人になりたい」と思い続けるなら。

プログラミングも英語力も2030年から大した差別化にはならないはずだ。もう大抵のことが実現できるはず。そこで必要なのはクリエイティビティや人間らしさだ。これは優れた、優れていないという基準ではない(ひどい、はあるけど)。だから私達は「自分らしさ」「人らしさ」を人としての最上価値に置かないといけないはず。

素直にそう行けばいいのだが、上記の様は「優れた人、優れた物、優れた企業が反映する」というイデオロギーで理解に乏しい企業が最適化をして、ゾッとする結果をもたらす可能性がある。

このAIによる面接は未来ではなく現在の話だ。そしてHALのような考えるコンピューターは多分作らないし、作ってもそれに基幹システムを任せる需要ははないはず(ペットとか子供の代わりのロボットとかならありだよね)。恐れているのはそんな人間じみたコンピューターではなく、人間のために人間を選別するためのシステムだ。そいつは人から人間性を奪う可能性がある。AIのために面接で笑顔を見せるセミナーは、人から本当の笑顔を奪う感情の退化を強いると思う。でも優秀な社員を採用し、業績を上げることが企業の使命であり、株価の基本になる限りは続くし、進化するだろう。

とりあえず以上。

あと他の人の話しも聞きたかったな。同性愛者コミュニティの今後、3Dプリンターで変わる未来とかもっと聞きたかった。

2050年に運転手はレーシングドライバーぐらいしかいないはずだ
あと交通量のデマンド側をコントロールするならこういう細長い都市は選択肢の1つかもしれないよねと思った。自動運転は、自家用車レベルの実現は不可能だが、公共交通機関とトラックなど業務用輸送はできるはず。遅くなってでも安全第一でうごけばいいから。道路への侵入の規制は必要だろうけど

あと時間なくて意見できなかったこと書いておく。

2050年輸送も基本人間がすることはないだろう。ドローンが物流の重要なハブになってる。人が運ぶということは相当特殊な状況になっているだろう。
ドローンは中国が最先端。もう日本は規制だらけで完全に負けてしまった。ソフトウェアで勝てればいいんだけど、
そもそも物流が最適化されているならば、電気も自宅で発電され、必要な製品は自宅の3Dプリンターで作成してるはずだ。電球などもそうだし、人工肉、人工穀物、ビタミンなどもそうだろう。

作成者: ejtter

Born in Fukushima, working as web analytics consultant since 2000.

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