sxsw5日目終わってからの活動をすれば、活動が意味を持つかもしれないスタートラインに立てる

今日が最終日。朝会場に向かう途中に目的を各自に再確認。
目的はいつもずれてくる。より良いやり方は現実を見ると変わってきて当然なのだけど、やりやすいのと達成しやすいは違うので再確認。そこで感じていた矛盾も微修正。

どれもこれも修正しながら進めてきた。今回、これだけの短い時間でここまできている。どれもこれも100%パーフェクトでなんて行くわけがない。でも振り返って後悔しないようにする必要もある。

今回、目的としていた企業や内容は明確だった。数枚の名刺しか得られかもしれないことに多額の投資をした。でもそれはやってみなければできないことで、困難さから徒労を感じるであろうことつづけさせてきた。

最終日。今日で今回のチャレンジは終わるので悔いないようおわらせようとおもった。しかし、そうはいかなかった。

もうすでに規模の大きいインタラクティブのブースは閉まり始めていた。つまり昨日しかチャンスがなかったものが相当あったのだ。そして昨日と同等の来場者なので、配れる数も限られてきた。

あとは残されたブースとリソースでベストを尽くすしかない。

今回は展示会場に行きつつ、アポイントを取り、記事掲載の可能性を伝えることでつながりをつくることだったが、うまく合意をつくり全力で動けなかったところは悔いがのこってしまった。作戦や目的が高度化すると、チームでおこなうならその共有が成否を決める。もっと共有をしておくべきだった。

一方で今日から1名ボラティア参加の地元の人が1日手伝ってくれていた、一体どういう経緯でそうなったかわからないが翌日出発の日も5頃ホテルまで来てくれた、嬉しいことではあるがいったいどういうことでそうなったのか、、、

終わってかたずけをし、ホテルに荷物を運ぶ。一部だけ持って帰ることにする。食事でもとおもったが、部屋で休みたいという者もいたので打ち上げなど、何もしないことにした。疲れているのに無理に食事をする必要はない。しかしこれでよかったかはわからない。

もちろん至らぬ点は多々あったが、リソース、時間等考えると、想定外の良い結果だったのだろう。考えかたによってはブースを出すべきではなかったかもしれない。でも反応はすばらしいものだったし、自分たちが少ないリソースでアメリカでも共感を作れるというかけがえのない結果を作れた。

オタクのコスプレといい、ブースといい、アプローチといい「しなければよかた」という後悔はなかった。それはやりきったという意味ではよかったのだと思う。でもこれでその後のアプローチを怠れば単なる自己満足。一つ一つ連絡をとって始めて、活動は意味を持つかもしれないスタートラインに立てる事を忘れてはいけない。

いろんなチャンスが見えてきた。ただこの限られた条件の中、遠くに行き過ぎた。無理無茶をさせ過ぎている、だからチャンスを掴むにしても無理無茶は続かない前提で掴まないと失敗する。

一方無理を続けた結果、この雰囲気ではもうプロジェクトは進まない。まずは休むことと、一度お互いしたいことをすり合わせることが必要だ。

Toshiaki Ejiri: Born in Fukushima, working as web analytics consultant since 2000.