トラックポインタは最強のポインティングデバイスだと思う。Thinkpadの真ん中にある、象徴とも言える赤いボタンだ。
私は2000年から2009年ぐらいまで、Windowsユーザーでそのときは絶対にThinkpadだった。デスクトップもトラックポインタがあるキーボードを選んだぐらいだ。
もしMacbookでトラックポインタがあれば迷わず買う。
しかし、最近はトラックポインタを使わずマウスを使う人も多いらしい。「あの赤いのはなんですか?」と聞かれておどろいてしまった。私からすると食洗機を買って皿を手で洗ってるようなものだ。
トラックポインタの最大のメリットは、手をタイピングポジションから離さずにすむことだ。手を動かさずに、ポインティングができる。
トラックパッドも悪くはないが、やっぱり動かす。親指で動かすわけにはいかない。私から見て、マウスが最悪だ。私は殆ど使わない。人のPCをつかうときぐらいだろうか。
理由は簡単。マウスは時間がかかる。キーボードから手を離させるから、その分キーボードを使う、つまりアウトpっとの時間が減る。その分仕事の処理量が減る(イラレとかだとマウスでアウトプットするけどね)。その意味でトラッキングボールも同じ靴買いにくい。マウスとくらべ、スペースを無駄に使わない分いいけど。
そもそも、誰もマウスに疑問をいたかないのだろうか?
あれは40年以上前に作られてポインティングデバイスだ。私がPC8801MK2でマウスに触れたとき、なんだコレとれとおもった。あのころはGUIではないので、マウスで操作することは稀で、もっぱらお絵かきに使ってた。お絵かきのデバイスとしてはペンと比べ狙ったところにいかなくて不便だなと思ったものだ。
余談だがあのころはコードが手首から出ていた。2つのボタンが目で、コードがしっぽ。だから「マウス」っぽかった。
いまのマウスは頭から尻尾が出ている。
なぜみんな「つるべおとし」と呼ばないのだろうか。
さて、それでもマウスを使わなければいけない人もいる。
その皆様にお勧めしたいのは利き腕ではない手でマウスをつかうことだ。
右利きなら左手マウスだ。
中指で左クリックしなければいけないが、3日やってみると分かる。絶対右手をキーボードから離さないほうが仕事が早くなるのだ。
ためしてみてほしいな。