私が本を書くきっかけになった本を書いた、山田ズーニーさんを一方的に尊敬していたが、twitterがあることを知った。さすが的確でまとまってる、気付きがある。
@zoonieyamada
でした。おすすめ。
さて山田ズーニーさんの「伝わる揺さぶる文章を書く!」という本が私の執筆のきっかけいなった。私の書いたウェブ解析入門は、この本がなければ良くならなかった。人の評価はわからないが、「思ったことをかけた!」と思えたのはこの本のおかげだった。
いまビジネスプレゼンテーションの講座を英語で受けてて、テキストを読んでいてパラグラフごとにこの本を思い出した。そういやこの本は英語ではないのか?と思った。僕はロジカルシンキングやライティングのその先のメソッドが彼女のメソッドだったので、英語にしたら役に立つかもしれないと思うのでメモを残しておく。
なにが「考える技術書く」技術を凌駕しているのか?前者は分かりやすく整理整頓することにとどまっているが、この本はその先にある、自分の言いたいこと、根本の思い、意識を文章に落とし込むことを前提としているからだ。
彼女のこの本の真髄は文章を書く前に以下のことを明確にすることだ。
1.意見 −自分のいいたいこと
2.望む結果 −誰がどうなることを目指すか
3.論点 −自分の問題意識
4.読み手 −読む人はどんな人か
5.自分の立場 −相手から見たときの自分の立場
6.論拠 −相手が納得する根拠があるか
7.根本思想 −あなたの根本にある想いは何か
これを書いてから文章を書くと、全然違う。ロジカルシンキングに沿った書き方は「わかりやすく伝わる」のだが、このメソッドがすごいのは「わかりやすく、伝えたいことを伝え、揺さぶることができる」ことだ。
ということでこの本、英訳すると良いと思うな。