検索拡張子はどこまで使えるのか?

検索拡張子はどこまで使えるのか?

まずは世界で一番使われているGoogleの検索エンジンを使いこなそう。

Googleでは検索窓に検索したいワードを、スペースで区切って入れれば検索ができる。

「豆腐 レシピ」で検索してみよう。

最近は「豆富」なんて書き方をするお店もあるが、Googleはこのような揺らぎも認識して検索結果に表示してくれる。一般的な人が必要とする豆富の検索結果も表示してくれる。

この検索結果は検索拡張子と呼ばれる記号を入れると絞り込みや拡大をすることができる。

言葉のANDを入れるとその言葉を両方とも含む検索結果

ORを入れると、どちらかの言葉を含む検索結果

“ “(ダブルクオーテーション)で囲むと、その順番、並んだ検索結果(つまり「レシピ 豆腐」や「豆腐 おつまみ レシピ」は対象外)

をそれぞれ表示してくれる・・・はずなのだ。

この想定でいうと、検索結果の数(HIT数ともいう)は、

完全一致>AND検索>OR検索

になるはずだが、完全一致は検索結果の数が絞り込まれるのだが、ANDやOR検索は、この順番にならないことも多い。また、AND検索をしても、ANDの代わりに「豆腐のレシピ」で検索結果を表示してくれる。Googleが誤字脱字やもっと優れた検索結果が出力できそうなワードに置き換えて検索してくれるからだ。GoogleはすでにORやANDはスペースでも自動判定して最適な結果を出してると思って良いので、今は使う必要はない。1文字の言葉を補ってくれる.(ピリオド)や複数の言葉を補ってくれる*(アスタリスク)もほとんど使うことはないだろう。

一方で検索結果から含む検索結果を外すために、外したいワードの前に – 除外演算子を入れた結果は役に立つ。例えば「ドラム」で検索すると、楽器のドラムセットが検索上位に並ぶ。多くのユーザーがドラムといえば楽器を探してるから正しい結果だが、ドラムダンパーや電光ドラムを探したかたら「ドラム -楽器」と入れることで、楽器の検索結果は減る(ショッピング広告などは削れないが)。

また価格についての検索では$が使える。これは日本円だろうがドルだろうが$で良い($500は500ドルではなく500円の検索結果が出てくる)。例えば「精進料理 $5000」と入れると、精進料理を5000円以下で食べさせてくれるお店が並ぶ。ロケーションも判定させれば近くのお店も教えてくれる。お店で新しいレシピの単価を考えるときに参考になるだろう。

そしてもう一つ厄介な問題は、検索したい組み合わせの言葉では、検索結果が期待できない場合は、Google側で期待できない言葉を削除した検索結果を表示するようになっている。これはもちろんGoogle側として信頼できるウェブサイトの結果だけを表示するようにした結果、信頼できる結果が出ないものは表示しないようにしているからである。

Googleで検索をするときに、求めた結果が出ない時には、演算子を使って絞り込むこととの他に、他の言葉で検索をすることである。他の方法としては他の検索エンジンや他のメディアを使って情報を収集する方法もある。次はどうやってワードを見つけていくかを伝えようと思う。