13日深夜、厳密には14日午前0:50の飛行機でバンコクに出発。朝5時(現地時間)に着いたあと、8時のフライトで向かう。
カンボジア、プノンペン。
今回がたしか4回目の訪問になるキリロム大学に向かうためだ。
vKiriromサミットに参加することが一つの目的である。
赤茶色の地肌をいつも思い出す。
数年前から羽田からの直行便ができている中、今回の旅程は一番タフなものになった。今回は1人、息子も同行している。小学校6年生には決して楽な旅路ではないし、行き先だってハワイでもグアムでもなく、カンボジア。そしてプノンペンではなく、その先3時間バスで揺られた先のキリロムである。そこまでして連れていきたい理由があった。
それは、本人に学ぶことをもっと広い視点で考える機会を作りたかったからだ。中学、高校、大学というようなルートが日本では整っている。その結果企業は、学校によってその事務能力の高さが評価できた。
しかし学ぶとはそれだけではない。また今までの日本でできたルートが役に立つかどうかは分からない。
日本企業の経済的価値が相対的に下がっているいま
ビジネスにおいて人と機会に求められる役割が変わろうとしているいま
もっと広い視点、自由な視点で学ぶことができるように若い頃からなっていればいいなと思った。もうITやらコンピューターやらがいいかどうかも良く分からないので、自分が打ち込めることを精一杯打ち込むのが、後悔しない生き方だよね、とぐらいしか、親であっても言い切れない。だったら親ができることは選択肢ならべてあげることぐらいしかできないよね。
まあ、実際にはそんな簡単じゃなくて、本人の問題なので眼の前に並べた選択肢をスルーすることだってある。それも甘受しなければいけないのだけど、何か変化につながればいいな。