「福島のこれからとイノベーション人財を育てる方法を話し合おう」を開催しました

「福島のこれからとイノベーション人財を育てる方法を話し合おう」を開催しました

Ryukyufrogsの協力を得て、Fukushimafrogsのキックオフイベント「福島のこれからとイノベーション人財を育てる方法を話し合おう」を開催することができた。知人中心に10人ほどだった。私は今回そんな多く集められないし集める気もなくて、最初はそんな大人数集まることより、集まった人がちゃんと繋がることのほうが大事だと思っていた。

震災後10年。福島の現状は震災の復興が一段落ついたのだが、全体の活気が失われ始めている。原発に近い避難地域はゴーストタウンになった所も多い。戻る人は多くはない。Googleでイメージ検索をFukushimaですれば、いまだ水素爆発の原発と放射能の拡散のマップグラフが多い。オンライン英会話の先生に紹介すると、まだ人は済んでるのかと言われる。私達だってチェルノブイリに同じ印象をもっていたのだから無理もない。

この傷をどうリカバリーするか、ということで私はこれから力になる。具体的にはFukushimaを変えていく若手を育み、育てることが私にできることだと思う。

Frogsは企業の寄付によりイノベーション教育人材を育てる沖縄のプロジェクト。年齢も出自も全く異なる子どもたちに教えるのではなく、気づいてもらう教育で社会問題を解決する人材を育成しているプロジェクトだ。

Frogsを知ったのは、フィリピンのセブに行ったときだった。そこでGoogleアナリティクスの講座をおこなったとき20代前半なのに、えらく落ち着いている若者と知り合うことができた。話題はそれるが、セブの日本人は面白い。みんな若くて、世界的な視野を持っている。なぜなら英語教育に関わる企業が多いのだが、英語教育というコンテンツ者フィリピンと日本だけのマーケットではない。東南アジアも中国もロシアもターゲットになる。多くの日本人は(欧米にいる日本人も含め)、日本と住んでる外国程度しか見ていない人が多い。セブの若者はセブから世界を見ている。だから視座が広くて楽しいのだ。

話はそれたが、そのときに会った若者が、沖縄のFrogsの卒業生だった。デザイナーとして学生をしながら働き、セブに来ては未経験のコンテンツマーケティングにチャレンジし、成果をあげることができた。
そしていま彼はFrogsに戻って若手を育てている。

いわきに足りないのは社会問題解決とイノベーション人材だと革新を持っている。そもそも、そういう人が必要だという認識まで変えなければいけないだろう。

さて、以下が今回のタイムスケジュール

時間概要
14:30-15:00受付開始
15:00-15:05今回の話し合いの目的と概要 江尻俊章
15:05-15:25自己紹介と他己紹介
15:25-15:50話し合い:未来を担う人材像は?
15:50-16:00休憩・名刺交換
16:00-16:25沖縄発人財育成の新しいカタチRyukyufrogs(仮)(20分講演・5分質疑)
16:25-16:50話し合い:Fukushimaに必要な人材育成環境は?
16:50-17:00休憩・名刺交換
17:00-17:20frogs卒業生による体験談ー海外での事業開発経験(仮)
17:20-17:30全員の振り返りと今後の予定の共有
17:30-希望者で懇親会(別途費用がかかります。懇親会費用は飲食費用を各自負担)

これはこんな流れで作っていた。
14:30-15:00受付開始
15:00-15:05今回の話し合いの目的と概要 江尻俊章
ーーここまでで意義、目的をちゃんと伝えるーー
15:05-15:25自己紹介と他己紹介
ーーBreakout roomで2人組にしてお互いを紹介して、そのあと相手を紹介することで仲良く、遠慮なく表現してもらうーー
15:25-15:50話し合い:未来を担う人材像は?
15:50-16:00休憩・名刺交換
ーーRyukyufrogsの話の前に3人ぐらいでディスカッションを行って人物像の仮説を全員つくってもらうーー
16:00-16:25沖縄発人財育成の新しいカタチRyukyufrogs(仮)(20分講演・5分質疑)
16:25-16:50話し合い:Fukushimaに必要な人材育成環境は?
16:50-17:00休憩・名刺交換
ーー沖縄の事例を聞いて、さらにディスカッションで自分たちは何をするか考えてもらうーー
17:00-17:20frogs卒業生による体験談ー海外での事業開発経験(仮)
17:20-17:30全員の振り返りと今後の予定の共有
17:30-希望者で懇親会(別途費用がかかります。懇親会費用は飲食費用を各自負担)
最後に卒業生の話を聞いてもらう

このようにすることで、参加者に積極的に自分から発信する時間をつくり、発信したことを学ぶことで頭に入れてもらえるように考えた。

このやり方は良かったように思うし、東京、沖縄、いわきから参加しオンライン・オフラインで参加しても距離感を縮められたと思うので良いと思う。