3月3日からウェブ解析士協会事務局はリモートワークになった。
もともとは3月から新しく入る社員が、3月から学校が休みになったため出社できなくなったことがきっかけだった。
そこで社員全員在宅勤務を基本とした。専用のZoomアカウントをたて、そこでログインし、つなぎっぱなしにしている。電話は携帯電話へ転送を設定した。一日その体制でやってみた。
結果として特に問題ない、むしろオフィスにいるときより快適だったかもしれない。
新人の教育もその中で実施、内容によって話す人を手分けして説明した。横で仕事をしながら聞いているので追加したいことがあれば追加で說明も容易だった。
新人も分からないことがあれば、Zoomで相談をすぐできる。いちいち人を呼び止める必要もなく、全員で答えの知ってる人、もしくは答えて欲しい人に振って說明をしてもらえる。
雰囲気でいうと田舎で見かけるようなタクシーの無線みたいだ。それぞれが場所を聞いたり、募集をしたり、相談したり、ということをZoomを通してできる。
なんで今までこれをしなかったのかな、と思うと新人がいきなり在宅になるという状況だからだ。
想定外のトラブルへの対応がイノベーションを生むということだ。中国のQR決裁やチャットなども、どうしようもない問題から生まれている。
課題がなければ進化しない。課題は進化を加速する刺激なのだなと思う。