ウェブ解析士が選ばれる理由を思いつくままにあげてみようと思う
世界最大の受講人数
3万人を超える受講者数はウェブマーケティング・デジタルマーケティング系の資格でも世界でも最大人数。幅広い内容でありつつも、技術的最低限の専門知識が学べることがその理由となっている。
受講人数、正会員、法人会員の多さ
まず他の講座を調べるときに受講人数、正会員、法人会員の数を比べてください。ウェブマーケティング系の他の資格では1/10の人数もいないことが分かる。
ウェブ解析士は合計1万人を超える正会員数、60社を越え増え続ける法人会員の社数は日本最大。ウェブ解析士協会の資格を維持することに価値を感じている人々や社数を表していると言える。
費用対効果が高い
多くの他の講座が授業時間中でしか学ばないため、長い時間をかけて教わる。そして教わったことを実践で生かせないことがある。
5時間の授業で学べるということは、5時間の拘束時間で学べるというメリットでもある。もちろん予習、復習が必要になる人が多いが、拘束時間が短いこと、他の授業と比べても大きな価格差がないということもできる。またテキストも同等の分量・内容の書籍に比べると割安である。これは会員への配布、毎年の受講者数が多いための他の書籍に比べ配布、購入部数が多いため割安に提供できることが理由である。
なおこのことは法人研修でも採用される理由になることが多く、5時間の勤務時間の拘束で、幅広いウェブ解析士の知識が学べることは満足度が高い。
演習中心で試験があること
多くの講座では座学中心で試験もない。だから授業中に学ぶ必要もなく、学んだとしても話を聞いただけで終わり、理解しているかという確認がない。
すべての講座が予習前提であり、講座中は座学はなし。演習中心が基本となっている。つまり聞いてれば良いとい授業ではないため全員質問を考え、答える義務があるため、集中して授業を聞くことになる。また試験があるため、「いい話を聞いた」で終わらせないことができる。
幅広い講師陣
他の認定資格では講師が非常に少ないか、いない場合もある。また講師が講師専門でマーケティング実務経験が浅い人も少なくない。
ウェブ解析士の授業は講師であるウェブ解析士マスターがそれぞれオリジナルで作っている。それぞれ単なる講師は存在せず、基本レポートも提出し、実務においても認められるプロフェッショナルのマーケターである。また彼らの得意範囲も幅広く、経営診断からソーシャルメディアまで幅広い。受講者はそれぞれ専門分野に近い人の話を聞くことで、より実務に近い授業を受けることができる。
常に最新の知識を盛り込んでいる充実したカリキュラム
他の認定資格では、カリキュラムの更新は数年に1度。しかしこの業界は常に進化している。
ウェブ解析士のテキストは設立以来毎年更新している。その中では最新の事例を常にチェックし、アップデートしている。もちろんわかりにくい点、不必要な点の削除も行っている。その結果デメリットとしては誤字脱字が多少起きる。しかしそれは常に更新するためにおきる副作用として、誤字脱字のチェックを強化するとともに、お知らせとしてウェブに告知することで不都合がないよう努力している。
学んだあとの人的ネットワーク
他のウェブマーケティング系の資格を受講した後、合格者の交流会や勉強会がある確認しよう。
ウェブ解析士認定試験で合格することは簡単ではありません。たった5時間で学ぶため、ウェブ解析士の講座では予習復習が必要です。その中で受講者はお互い意見交換し、学ぶことでその後も仕事などで交流が増えることも少なくない。
受講後も様々な有償の勉強会か無料の委員会に参加することで日本中の専門家とつながる機会を提供している。日本、世界に支部があり、支部ごとにも勉強会や交流会を開催している。すべての会員が事業の成果につなげるためにウェブ解析を活かそうと考えているため、お互い刺激をうける大切な人的ネットワークになっている。言い換えればウェブ解析士に合格しても、その後の交流をしなければ、とてももったいないことをしていると言える。
上位資格取得によるさらなるスキルアップ
他の資格を選ぶとき、その資格の上位資格、合格率、活躍しているかどうかをご確認してみよう。その資格で満足であればいいのですが、不十分あればその先がないことになってしまう。
ウェブ解析士は上級ウェブ解析士、ウェブ解析士マスターがいます。それぞれ資格にふさわしい努力が強いられますが、転職、案件獲得、独立で役に立てている人もたくさんいる。
資格維持での知識レベルの担保
その資格はずっと保持できているのか?保持できるなら資格にふさわしい知識レベルがあることを担保する仕組みがあるか確認しよう。
資格維持するときに毎年最新のテキストを読み学ぶことが求められる。フォローアップ試験の合格が資格維持の必須条件だからである。逆に言えば資格を失う人はそのスキルを維持できなかったということ。業務上不必要になった人が、使わない資格をもっていることを認めていない。有資格者は必要な知識を持っていることを担保することが協会の義務であると考えているからである。
求人や案件の紹介
他の資格は求人や案件の紹介を組織として行っているだろうか。
ウェブ解析士協会では有資格者、会員には求人やお仕事の相談についての斡旋も行っている。どれも基本解析士がキャリアップや仕事の獲得で成功することを支援すると同時に、一般企業にふさわしい専門家を紹介することで事業支援することも目的である。
一般の企業にお願いしたら、担当が誰になるかわからない。協会としては、必ず指名した人に仕事をしてもらうことで、期待を裏切らないサービス提供ができるし、会員は協会の依頼として事業の成果につなげることを考えてサービス提供する努力をする。
執筆や登壇の機会
他の有資格者はセミナーで数多く登壇しているだろうか。著作や論文など出版でも活躍しているか確認するといいだろう。ウェブ解析士協会は出版で積極的にウェブ解析士への仕事依頼を行っている。これはウェブ解析士向けのメリットだけではなく、昨今の時代の流れが早いウェブマーケティングにおいて、仕様が変わってしまう前に出版につなげる必要があるソリューションも多い。ウェブ解析士協会は、そのようなスピードの早いソリューションでも、関係者が有効に活用できるよう、すばやく出版するために多くの執筆者を巻き込んで行うことができる。もちろんウェブ解析士協会のテキストやウェブ解析士協会のサイト、それらと連携した出版社やメディアにもウェブ解析士を紹介している。
アップデートセミナーやフォローアップセミナー制度
他の資格を提供する団体では資格以外の講座やセミナー、交流会は行っているだろうか確認しよう。
アップデートセミナーやフォローアップセミナーでウェブ解析士が学びたいであろう講座やワークショップを日本中で提供している。ウェブ解析士は原則、割引など何らかのメリットを提供することになっている。
なおアップデートセミナーやフォローアップセミナー受講するだけではなく、自分で講師をしたり、開催することもできる。ウェブ解析士協会としては多くの有資格者のスペシャリストに登壇、執筆の機会をつくり活躍のきっかけにしてほしいと願っている。
支部による地方自治運営
他の資格で支部や地方によるイベントや自治が進んでいるか見てみよう。
ウェブ解析士協会では日本各地に支部があり、現在日本国外にも支部がつくられはじめている。それぞれ支部ごとには支部長がいて、支部ごとに活性化のために投資する予算をもって、地域活性化の支援をすることとなっている。
支部は好きな支部に参加できるので将来活躍したい支部に参加して、彼らを支援したり一緒に勉強会に参加することで行きたい地域の交流を深めることだって可能だ。
海外での活動や活躍の機会
他の資格は海外でのイベントや活動をしているか調べてみよう。
ウェブ解析士協会ではアジアを中心に支部を展開している。各支部で定期的にイベントや勉強会をウェブ解析士講座以外にも行っている。これらイベントに参加したり、オンラインで視聴すれば海外のウェブ解析士とつながることだってできる。グローバルで活躍したい人には貴重な機会になるはずだ。
しかしそれらはすべて手段でしかない。
以上、メリットを並べたが、どれもこれも一番大事なことではない。一番大事なことは、ウェブ解析士でもなんでも学んだ努力がちゃんと報われるか、その資格を得た人材が活躍することが社会にとって役に立つかどうかである。
どの制度の結局単なる制度でしかなく、それらを活用するもしないも資格をとった一人ひとりの意識が大事だし、周囲の人々がウェブ解析士に健全な期待をもってくれるかが大事である。
すべては意識、意思が大事なので、ウェブ解析士協会としてはメリットがあるから参加したい、という人をあつめるのではなく、メリットを一緒に生み出していこうとする人の参加を増やすことに力を費やしている。