怪しい情報を見極める

間違った情報の種類

ソーシャルメディアやインターネットには、必ず正しい情報が公開されているという保証はありません。誰でも自由に発信することでリアルタイム性が高まり、誰でも発言できる自由性はありますが、その分間違った情報や、意図的に騙す情報が流されます。
間違った情報には2種類があります。

  1. 本人も信じていて流された間違った情報
  2. 騙す意図を持って流された間違った情報

本人も信じていて流された間違った情報

1.については、周辺情報を確認する必要があります。
例えば3月11日震災のとき化学工場が爆発して、有害物質の雨が降るという誤った情報が流れました。このような情報はもともと化学工場の事故はあったのですがそのあとの危険性について、「そうかもしれない」という情報が「そうにちがいない」と変化し、デマに発展しました。
このような情報は今後も起きるでしょう。それは悪意からではなく善意で「もっと注意してほしい」「もっと危険性をつたえたい」という思いからかもしれません。
しかし聞く方の視点から考えると困った情報でしかありません。当事者として事実以上のことを伝えないとするとして、自分がそのような危険な情報を知ったときは以下の方法で検証しましょう。

  1. そのことが事実だとすると、他に起きているであろう情報源を検索する
    真実であれば、会社のニュースサイト、地元の消防などが公開しているかもしれません
    地元の人が、その情報をもとに避難行動や対策を講じているようなソーシャルメディアの発信があるかもしれません
  2. その情報の信憑性を確認する
    その情報発信者がその情報を知りうるのか、その人がその過去に発信している情報やプロフィールを見ます。さらにその人が一次情報源なのか、他の人から聞いた情報なのかを見極めます

このような手順を通して、その人の情報の信憑性を確認しましょう。

騙す意図を持って流された間違った情報

しかし性質がわるいのは2.の方です。例えばあるSNSで過去このような広告が流れていました。

そして、この先のリンクはこうなっていました。

これは日経新聞に見せかけたフェイクニュースです。このような手口で誤った情報を創作し、人々を誘導しようとする人は今でもいます。
このような情報でまず気をつけたいのは、ドメインです。

このドメインは明らかに日経新聞のものではありません。
スパムメールの場合も、ショートメッセージによるスパムも、ドメインを見ると、それが詐欺や攻撃を意識したドメインやメールであることに気づくでしょう。このドメインで検索してみると、そのサイトがメール送信元と全く関係がないことに気づくこともあるでしょう。
このようなサイトで、さもアマゾンや楽天のようなサイトで、IDやパスワードを入れると、その情報で商品を購入されたり、口座からお金を引き出されることがあるのです。

もう1つこのような意図的な詐欺として、広告があります。
これもSNSで配信されていた広告です。

この動画では、ピンセットをつかうとシミがぺろっと剥がれるような内容になっています。
しかし、この商品について調べてみると、この商品を使って、シミがシールのように剥がれるようなことは一切書かれていません。このソーシャルメディアから信じて商品を買う人にだけ書かれた効果効能なのです。


このようなことは昔は検索エンジンで上位に表示された広告やウェブサイトでもありました。しかしGoogleが厳しく取り締まった結果、いまはあまり見かけなくなりました。しかし、Google以外のメディアでの広告ではまだまだ多くの虚偽の効果効能や成果を謳った宣伝が数多くあります。すぐに消えてしまうため審査や後での検証がしにくいソーシャルメディア広告や動画広告は、まさしくそのような虚偽の広告の温床となっています。


商品を買う前に、ウェブサイトを検索し直し、その内容を調べるとわかるはずです。ただし、販売者も巧妙で、そのような対策に虚偽の口コミサイトを作ったり、口コミサイトに虚偽の効果を載せていることもあります。
そのときはそもそも謳っていた広告効果が本当に書いてあるのか確認することです。もしシミが一瞬で消えるとかシワがクリームを塗るだけで消えるとかが本当におきてるなら、その口コミがあるはずです。ネガティブな口コミがなくても、それはメーカーによって消されていたり、目立たなくしている可能性があります。その効果効能があるか必ず確認しましょう。


皆様もスパムメールや詐欺的なウェブサイトで日本語がおかしかったり、内容がおかしくてバカにしたくなるようなことがたくさんあると思います。でもあれは、発信者が意図的にやっていることです。つまり、このような変なウェブサイトやメールで騙されるような人、いわば情報弱者を相手にしたいのであり、ちゃんと理解できる人がひっかからないように、あえてレベルを下げて相手を騙す情報を送っているのです。情報リテラシーの高い人が引っかかると、その後で詐欺を働いてる人も大変困るような追求や反撃を受けることがあるのでそれを恐れているのです。
皆様はそんな情弱ではないと思います。見え透いた詐欺を見つけたら、しっかりと周りのために発信し、他の人が攻撃されないよう情報共有をお願いします。

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