ソリューションは宗教ではない

MicrosoftとかAppleとかいろんな産業の競合はある。ライバルとも言える。そしてそれぞれファンがたくさんいて、よくどっちがいいとか議論になる。といっても日本は穏便で、自分を卑下しながら相手を立てつつも実は自己満足、みたいな複雑怪奇なコミュニケーションで成り立っている。外国人にとってわかりにくいだろうなーと思う。そういう僕もよくやってしまうけど。

自分の好きなソリューションがあって、関心がないソリューションがあったとする。それで関心がないソリューションを好きな人は別に敵でもなんでもない。

あたりまえだけど、宗教ならあるけどね。信じてる宗教が違えば戦争もおきる。にんにくが嫌いな人をがにんにくを好きな人に攻撃していいはずもないのと同様
でもそれは宗教でもないし、誰もそれを望んでいない。

そのソリューションへの愛は真実で、どんなに卑下しようが、自分を褒めまくろうが、その愛は微塵にも変わっていない。だから面倒なのだが、宗教みたいに相手に踏み絵を踏ますのも違うだろう。

あくまで触る環境に触れ、どっちがいいがユーザーが判断すればいい。

愛が深いことは他者を傷つける理由にならない。殉教ではなく、むしろ害にしかならない。

話題のネタとしてコミュニケーションツールとして使うぐらいがいいよね。

Toshiaki Ejiri: Born in Fukushima, working as web analytics consultant since 2000.