地球は平らだ
と思う人が増えてるらしい。
実際、通信が発展してフラットな世界になってるが、そうじゃなく丸い地球ということを否定している人が増えているらしいのだ。地球は丸いというのは政府とNASAの陰謀で、天体は地球のまわりを回ってるのに隠そうとしている、と信じていいるのだ。
誰もが1つぐらい人の言う常識を否定する真実を持っている。
ここでいう「真実」はその人が正しいと思っていることで、事実とイコールではない。事実を超えたもので信念とかポリシーだったりする。
私の持ってる常識を否定する真実はいくつかある。
ひとつは
「1万3千年前に超古代文明があった」
だったり
「アポロ計画は、月に行っていない」
とかだ。
そこで気をつけておきたいのは、ウェブで見られる情報は自分がみたい情報しか出てこないということだ。私の周りには、上記のような真実についての情報が沢山出てきて、あたかも世界全体が自分と同じ真実を正しいと思っていると錯覚してしまう。
でも
「1万3千年前に文明があるわけない」
という真実を信じてる人の周りは、超古代文明なんて詐欺だ嘘だまやかしだ、という情報しか出てこない。
だから自分と違う意見がリアルで上がってくると、それが非常識だ、という論調になる遠因はネットになるのかもしれない。
私の上げた真実は、私の仕事でもプライベートでも何ら影響しないが、最も身近なことでも同じようなことが起きる。自分に最適化された歪んだ鏡で、周りと交流しているつもりが自分と同じ論調の空間を楽しむ「自分の欲しい答えしか出さない鏡のような道具」に踊らされてるだけかもしれない。