さて、はつがという発芽玄米炊飯器を買ってみた。
この炊飯器では発芽玄米になる玄米を夜炊飯器に入れて予約しておくとその時間まで発芽をサポートして、その後時間まで炊き上げてくれる。
発芽玄米は通常の玄米に比べ私からすると拍子抜けするぐらいに柔らかく炊きあがった。そして意外にも妻からみても食べやすい、これなら毎日でも大丈夫かもしれない、ということになった。
そして朝は玄米を食べることになった。長男、妻は食べるが小さい娘2人は食べたり食べなかったり。一番小さい子はあまり好きにになれなかったようだ。でも無理やり食べさせるのもどうかと思うので好きにパンでも食べてもらってる。
当初想定していなかった良い点は朝ごはんが楽になったことだ。
玄米を食べてる分には栄養の悪い方よりはない。だから朝ごはんでいつも気を配ってサラダや野菜類をおかずに出していたが、それが「栄養」的には不必要となった。玄米が補ってくれてるからだ。
それで朝ごはんを出すのはお米とお味噌汁などとあとご飯のお供的なものが基本となった。前日味噌汁さえ作っておけば、相当朝は楽になる。
そして玄米に変えてからご飯のお供をよく食べるようになった。いままで全然好きじゃなかったおかずが、玄米とだとそのポソポソ感をフォローしてくれてとても食べやすくなった。
勝手に玄米に合うランキングをすると
5. 高菜炒め
古漬かりの高菜を鷹の爪と炒めたものは白米でも美味しいが、玄米でも美味しく食べることができる
4. 梅干し
梅干しは白米を食べるときに、わざわざ取り出すことはなかった。でも玄米だとあの酸味と塩味がご飯をそそらせてくれる
3. たらこ
玄米はあまり辛くないおかずのほうが美味しいと思う。だから辛子明太子より明太子。素朴な玄米とタラコはよく合う
2. ごはんですよ
海苔の佃煮の代表ごはんですよ。海苔の佃煮は市場で買ってきたけど誰も食べ得ない筆頭のおかずだったが、玄米と合わせると途端に劇的に美味しい。昔の人はこんな美味しい食べ方してたのかと思う
1. なめたけ
あのえのきの瓶詰めだが、玄米にしてからすぐなくなるおかずの代表となった。ぽそぽそする玄米に、なめたけが潤いを与えてくれる(でもトロロだと与えすぎてよく噛めなくて胃によくない)。それまで1年に1瓶ぐらいしか開けなかったと思う
ということで米で暴動が起きたようなお米が経済価値と一緒だったひとにとってお米が食べらないことへの真剣さは私の想像を超えてた。そしてそのこは佃煮とか、まじおいしかったんだろうな。あのころの白米が今の玄米ぐらいの柔らかさ、歯ごたえだった可能性はある。