西さんにたくさん撮影しもらったのに、全然活用できなくて申し訳ないので一緒に撮った私の写真を紹介

宇宙から届いた焼き物X」の撮影は、西さんにお願いした。碇さんの紹介で、以前お仕事してた浦郷さんのご紹介という形で西さんとは会った。西さんは佐賀出身在住で、以前様々な仕事をして現在フリーランスとしてDJをしたりクリエイターとしての活動もしている。

ウェブ解析士の中にもクリエイターや写真家もいるが、佐賀在住であることは大事だった。何か会ったときに撮影や取材もお願いできるし、何より佐賀や有田について知見がある。

浦郷さんも高校生の頃有田にいたため、土地勘がとてもあった。西さんも地元だからフットワークも軽く活動してくれた。

本当にいろんな取材をした。このようなセンスの良いお店で撮影したり

町長室を撮影したり

有田駅や上有田駅で撮影したりした。ストーリーがどう展開するかは分からなかった。そしていろんな構想も、あれもこれもそれも撮影した。

これとか素敵だなーと思って取った。どっかのシーンで使いたかった。線路をまたぐ高架から見下すかたちで撮って、動画ですぎる風景をとった。

そしてすごいこだわって撮った写真がこれ

有田の陶山神社は鳥居の前に踏切がある。鉄道好きにはたまらないだろうけど、私達からみてもとても素敵な風景だ。しかしなかなかカメラの範囲におさまってくれない。鳥居と線路を両方うつす水平線の急な下り坂になっているからだ。

そこで西さんのもってたドローンつかって水平の位置からビデオを撮った。

そして夕方になりかけのころシナリオにでてくるベンジャラを白川川の風景をさがしに奥地に行き、水切りの写真や動画をたくさんとった。これも難しくて、いつどんな水切りができるかわからない。うまくいくとカメラにはうつってなかったりする。遠くに飛んでしまうと水がよく切れたりする。夕方までやってた。

そんなこんな大変なご苦労を西さんにかけてしまった。素敵な写真はいまもクラウドのサーバーに保管されていて、その多くがこの作品に使わわれている。でもそれよりずっとずっと多くの素材が使われていない。陶山神社も水切りもだ。

結局、そういうシーンがなかったこともある。動画をうまくノベルゲームに組み込む方法が結局わからなかったこともある。

西さんの大変なご尽力の多くを私は活用できなかったのだが、でも素晴らしい仕事だった。今後も色々お仕事をお願いしたいと思う。

Toshiaki Ejiri: Born in Fukushima, working as web analytics consultant since 2000.