リングフィットアドベンチャーの記事を書いたのが去年の10月下旬。それから半年以上すぎた。
リングフィットアドベンチャーは「良い出来のエクササイズゲーム」だというのが去年10月の印象だった。しかし私の中でのリングフィットアドベンチャーの価値は、いまはもう遥かに上がっていて「人生を変えたゲーム10種」にはランクインしてる。
リングフィットアドベンチャーのレベルはリニア(線形)でレベルが上がっても難易度があがっていないようには思う。私のレベルは135ぐらい。自慢だと思うだろうか?いや私は、自分の家の中では劣等生だ。
息子と妻がリングフィットアドベンチャーをやってて、ふたりともレベルは200を超えて256と218。妻はもう私を追い越した。もうゲームをクリアして2週目を回っている。息子はもうすぐ3週目に突入しようとしている。
このコロナの影響下、二人は体力強化してしまった(笑)。肩こりがなくなり、睡眠が良くなり、姿勢が良くなった。スタイルが良くなり息子もぽっちゃりからがっしりな体型になりつつある。筋肉がついたことを自覚し始めた。リングフィットアドベンチャーはフィジカルに私の家族を変えてしまった。トップ10にはいるゲームにしたっていいだろう。
私もそうだが運動に対してはずっと苦手意識があった。だから運動もエクササイズもゲームであっても敬遠していた。しかしリングフィットアドベンチャーはそういう運動に苦手意識をもつ人にとってもヤリガイを与えてくれてるんだと思う。Wiiではゲームはあったがミニゲームだった。ミニゲームはゲームとしてその瞬間は楽しくても、RPGやシュミレーションゲームのようなヤリガイはあたえてくれない。リングフィットをやるようになってから運動にヤリガイを感じてくれてる。これで運動をして健康を維持することを考えてくれるなら、こんなありがたいことはない。
私は筋トレを意識したマウンテンクライムや立ち木のポーズなど、負荷高め、難易度高めの運動を選んでいたが、二人の成長を見てると負荷や難易度が高い運動ではなくても良い運動がたくさんあることがわかってきた。
スワイショウはリング持って右左に振り回すだけだが、太極拳から来てるのだそうだ。そしてウエストを絞るなら、たしかに有効な有酸素運動だ。
運動負荷を調整できるから私は最強にしてても、他の人はゆるくしている。強度は人によって変えられるべきで、だから続けられる。運動で故障しないレベルに留めることができる。
本当は誰だって、マッサージをうけたり、有機野菜を食べたり、サプリメントを飲むように運動は自分のためにすればいい。
でも学校では運動は優劣をつけるようにする。できない人は「運動が人よりできない経験」をして、運動が好きになれなくなる。
生徒を給食を食べることで優劣をつけないような側面は、本来運動にはある。運動は人間に必要な活動だ。優秀な人は選手になればいいが、だれだって運動をして健康になっていい。
別にかけっこで1番を決めなくても、運動をして自分が健康になったことを自覚させるような授業はできないのだろうか。
リングフィットアドベンチャーオリジナル手ぬぐい付きなんてあるんですね