検索エンジンでの露出を強化し、知名度や売上をあげる施策をSEOといいます。例えば特定のキーワードで上位に表示させたり、検索結果(SERPsといいいます)がクリックしたくなるようにすることを行います。
このときも検索エンジンは欠かせません。Googleはロボット型と呼ばれる、プログラムで検索順位を決定している検索エンジンです。素早く検索結果を出すために、クローラーと呼ばれる巡回プログラムで世界中のウェブサイトの情報を収集し、保存しています。そしてその中で検索されたキーワードに最も近いウェブサイトをプログラムで表示しているわけです。
そのためSEOをするためにはGoogleなどの検索エンジンでそのウェブサイトがどのぐらい認識しているかを知ることが大事になるのです。
以下の検索演算子で自社や競合のウェブサイトを調査しましょう。
site:URL | site:以下のURLの検索結果を出力。site:https://ejtter.com とするとそのサイトのページを検索結果に出力 |
site: URL ワード | そのページでそのワードが含まれた検索結果を出力。and or – も使える |
link:URL もしくは文字 | そのURLにリンクしているウェブサイト、もしくは文字にリンクしているウェブサイトを出力。全ては表示されない |
inurl:URLに含む文字 | URLにその文字を含んだページを検索 |
inanchor:URLに含む文字 | 文字を含んだアンカーリンクを含むページを出力 例: inanchor:data |
related: URL | URLをいれると関連するサイトを出力 |
cache: URL | Googleがバックアップしているウェブサイトのデータを出力。消されたページや、どのぐらい最新のウェブサイト情報をGoogleが認識しているか知るのに使う |
author: | 指定した作成者が著者となっている文書を検索 例: author:ejiri toshiaki |
group: | 指定したグループに関連する文書を検索します。例: group:waca |
daterange:yyyy-mm-dd..yyyy-mm-dd | 指定した期間にインデックスした情報を表示。他の検索演算子と併用が前提site:waca.associates daterange:2023-01-01..2023-01-31 |
allをつけて検索演算子で検索 | 全ての語句を含んだ結果の出力。AND検索のような機能 allinurl:waca ga4 |
これらを組み合わせるとSSLで暗号化されていない自社のWebページを調べたければ
Site:ウェブサイトのURL -inurl:https
などと入れるとリスト化できます。