カスタムディメンションを使用すると、訪問者やアクション(ページ、イベントなど)にカスタムデータを割り当てて、各カスタムディメンションの訪問数、コンバージョン数、ページビュー数などのレポートを可視化できる。カスタム変数に似てる。 カスタムディメンションとカスタム変数の比較を参照すること。
カスタムディメンションレポートについて
カスタムディメンションのスコープに応じて、ダッシュボードの[Visitors]または[Behaviour]メニューからレポートにアクセスできる。メニューの項目には、カスタムディメンションの名前が乗るはず。Matomo(Piwik)では、カスタムディメンジョンに関するユニークビジター、訪問、アクション、サイト滞在時間、直帰率、退出率などのすべての標準メトリックをレポートする。使用可能なメトリックは、スコープによって異なる場合がある。
カスタムディメンション値は、 ビジットログにも表示される。
- 訪問ログの各訪問の左側に、スコープ「Visit」のカスタムディメンションが表示される。
- 各ページビューまたはアクションにカーソルを合わせると、「Page」スコープのディメンションの値がツールチップに表示される。
カスタムディメンションの値は、 ビジタープロファイルにも表示される。左側に、この訪問者(すべての「Visit」スコープディメンション)に対して追跡されたすべてのカスタムディメンション値のリストがある。
カスタムディメンションのインストール
カスタムディメンションプラグインは、 Matomo Marketplaceから無料で入手できます。プラグインをインストールするには、次の手順を実行する。
- スーパーユーザーとしてログイン
- 右上の歯車アイコンをクリックして「管理」に移動
- [マーケットプレイス]メニュー項目をクリック
- リストでカスタムディメンションプラグインを見つける
- 「インストール」を押す
- 次のページで、「アクティブ化」を押す(または、次のコマンドを実行し
./console plugin:activate CustomDimensions
)
カスタムディメンションの作成
カスタムディメンションの管理]画面を表示するには、右上の歯車アイコンをクリックして[管理]に移動する。左側のメニューに新しいメニュー項目「カスタムディメンション」が追加。特定のWebサイトに対して少なくとも「書き込み」または「管理者」のアクセス権を持つ人であれば誰でも編集できる。Webサイトまたはアプリごとに、異なるカスタムディメンションを作成できている。
新しいカスタムディメンションを作成する前に、スコープ「Visit」または「Action」で新しいディメンションが必要かどうかを選択する必要がある。
範囲「訪問」内のカスタムディメンションは、追跡リクエストに沿って送信でき、特定の訪問者の訪問に保存される。訪問の存続期間中に特定の「訪問」スコープディメンションに異なる値を設定すると、(この訪問で)最後の値セットが使用されます。典型的な例は、デバイス情報または訪問者が使用しているアプリのバージョン。
範囲「アクション」のカスタムディメンションは、任意のアクション(ページビュー、ダウンロード、イベントなど)に沿って送信できますか?典型的な例は、たとえば、ページビュー、ダウンロード、またはイベントに沿って言語を追跡することだ。