シンガポールのインターポールで英語でウェブ解析ペラペラした話(その4)

大混乱の前準備

伝えることが一番大事

当日、インターポールには世界中からセキュリティの専門家があつまってた。

私とウェブ解析士マスターのMikeは民間人としてソーシャル・メディアのマーケティングの話をしてきた。

私の出番です。当たり前に緊張した。
当然つまった、読む箇所もあった。
でもおおよそ伝わったと思う。

高橋メソッドが聞いて、私の発音が悪くてもプレゼンが助けてくれた。

そして、ずっと関係者から

「日本人にしかわからないからやめたほうがいい」

と助言され封印していたプレゼンを追加した。
日本人もいたので分かる人もいるかなと。

最後の最後に、ボツにしてた事例を復活させた。

ルパン三世をつかったSteal Japan Projectの事例(笑)。

そして最後に銭形警部をご紹介。

インターポールは日本の男の子はみんな知ってるよ!と。

あれだけやめとけ言ったのに、あなた相当頑固だね、と言われたけど、数人(含む外国人)は喜んでたので良いことにする(笑)!

ルパンの話喜んで聞いてくれてた欧米の参加者がGoogle Trendをつかった韓国の事例紹介してたのも嬉しかったな。

警察関係者ももっとこういうツール使ったほうがいいよね。

英語をかっこよくしゃべるな!

しかし、その時痛感したのは、かっこよく英語しゃべるな、ということだった。

英会話の学校では当然ネイティブみたいに喋るよう教わる。

でも、緊張してマイク通して話すときにネイティブみたいなことやろうとすると、語尾がかすれるは変な発音になるはろくなことがなかった。

外国で活躍する日本人の学者さんとか、人によるけどジャパニーズイングリッシュだなーと思う人も結構いる。

でもそれでいいのだと思った。

伝わらないより、なまってても分かる英語をまず目指すべきだ。

私の前に講演した日本人の大学の先生はかっこいい英語を話すというより、しっかりはっきり伝えることを意識していた。

それが大事だと思った。

あなたにも、必ず世界に伝えるべき思い、経験があるはず

振り返って自己採点すると60点というところか・・・。

課題は山積み、まだま100%を伝えるには程遠。

でも悔いはありません。

今回お話いただいたとき、interpolで話すなんて日本でももうない機会。
でも頑張っても金銭的に得られるものはないという状況でチャレンジした。

実際出禁かもしれないけど(笑)

失うものがないチャレンジをしないなんてもったいない。

まあ・・・あるかもしれないけどね、ほったらかした家族とか社員とか。

そこはなんだかシンガポールに行くのを暖かく見守る家族と、朝9時にオンラインで代表理事が話しかけても快く接してくれる事務局のみなさまと、そんな乱暴なとりくみを応援してくださってるウェブ解析士の皆様がいなければ実現しなかった。

まあ、点数はともかく、私は英語でスピーチをした。
また書きますが、先日NUSでもスピーチした。

まあ・・・酷かった(笑)。

Interpolのときより英語は退化してたかも、でも伝わってた。

プレゼンなんて場数が全て

私だって最初は日本語でも人前で話なかったが、数こなせば必ず上手になるのがプレゼンテーション。

誰も私の英語なんて聞きに来てない。

私の経験を聞きに来ている

皆様にも必ず世界に伝えるべき思い、経験があるはず。

下手でもいいので、それを伝えよう。

最後につくったプレゼン資料Appendix添付しておくので。参考になれば。

おしまい

Toshiaki Ejiri: Born in Fukushima, working as web analytics consultant since 2000.