会社設立は初めてではない。2000年に作って、今回2度目。
正確には3回目。同じ年シンガポールで法人を作ったからだ。そういうと、資産管理とか勘ぐられるが、目的は Paypal決済のため。現法ないとアカウント作れないからだ。
何度目かの会社設立で悟ったこと
まず、世の中の99.9%の会社設立の目的は自分のため。社会とかお客様とかは稼いだ後だということ。
もちろん、あなたの会社には素敵な理念があるだろう。でも、会社設立は株主取締役以外何のメリットもない。さっさと終わらせる。そこで理念だビジョンだと立ち止まる価値がない。それ以外に面倒なことある一方、ちゃんとやればちゃんと終わるので、健康診断だと思って、言われたとおり粛々とやること。ベルトコンベアに乗った商品になったと思って素直に乗ることが基本だ。
自分でやる。人に任せると時間の無駄。
2000年も今回も会社設立は基本自分でやった。会社ぐらい自分で作ろう。普通に動ける人なら、忙しくても、人に任せても手間が減ると思えない
例えば定款。定款なんて考えなくてい。考えれば当たり前だが、間違ったって、誰も罰したりしない。法務局なり公正役場で聞くのが早い。公正証書の費用は本来、アドバイス料。5万円払ってるんだから。
人に任せると「定款どうしましょうか?」と聞かなければいけない。そりゃそうだ自分の会社じゃないし。でもどんな定款もなんの価値もない。依頼した人にも公証人役場にも。そりゃ法律スレスレの仕事なら別かもしれないけどね。
日本の定款に熟考する価値はない
そもそも、定款を真剣に考えるのは無駄。だって定款にないことやって罰則があるケースを未だ知らない。何やったっていい。「宇宙のあらゆるビジネスの全業務」でいいのでは?
もっと言えば行政が会社設立時になぜ定款を知る必要があるのだろう?昔なら税金に関わるから定款を管理する意味があったのかもしれないが、もう意味がない。
もし、理不尽な目的の会社をつくるときに、国民の安全や安心を守るためなら、シンガポールの定款がいい。シンガポールの定款はあらかじめ決められたジャンルの中で1つ選ぶ。例外なし。シンガポールで定款とはその企業の業種を知ることになっている。不法行為の企業は選択肢がない。シンプルでいいなと思った。
こういう行政や企業において当たり前の仕事として流してること、すごい多いと思うのだけど、そこ手を抜かないでちゃんと必要性や目的から変えていかないと日本は世界から完全においていかれる。