オウンドメディアって大事?っていうことに振り返り。だって最近ソーシャルメディアの重要性が増してる。
オウンドメディアとしての自社のウェブサイトは、マイクロサイトとして企業情報程度のシンプルなサイトのみを構築することも増えてて、とくに東南アジアや中国ではソーシャルメディアだけで簡潔するウェブマーケティングもよく見かける。
インスタグラムで商品を告知し、そのまま販売するケースや、FacebookページやTaobaoのアカウントのみでビジネスをし、ウェブサイトを持たない企業もたくさんある。
オウンドメディアいらないんじゃね?と思うあなた。
しかしウェブマーケティングを行うなら、オウンドメディアを持つことをおすすめする。
なぜならソーシャルメディアは自分でコントロールできないから。
自社の投稿の露出や告知は、ソーシャルメディアによってコントロール下。Facebookは最近企業アカウントの露出を減らし、広告の活用が必要不可欠となってしまった。またソーシャルメディア上で何人あつめても、そのアカウントはソーシャルメディア上でしかつながっていない。何らかの理由でユーザーと接点が持てなくなってしまうリスクがあり、一旦切れてしまうと何もできなくなってしまう。
次にオウンドメディアのほうが深いコミュニティを創造できるから。
そしてソーシャルメディア上のユーザーは、日々様々な情報をソーシャルメディアで受け取っています。そのためユーザーの関心はどんどん移ってしまう。
コミュニティの存在は重要ですが、もっとエンゲージメントの高いコミュニティを創造しようとするならば、ソーシャルメディア上でのコミュニティでは(音楽や観光など多くのユーザが感心を持たないテーマ以外)表面的な内容しかコミュニケーションしにくい。
例えばメーカーやレストランが自社の製品やサービスのファンを集め、よりよい製品をつくるためのディスカッションをしたり、新製品のレビューをするようなファンとのコミュニティをつくるならばソーシャルメディアよりオウンドメディアのほうが向いてる。
自社でコントローラブルなメディアをもつために、本当に深いユーザーとのコミュニケーションをとるために、オウンドメディアの運用はやはり重要。
ドメインとサーバさえあればオウンドメディアは維持できますし、オウンドメディア上で蓄えた顧客の情報は自社で活用できる。
いまやサーバやドメインも低コストで調達できるし。
ソーシャルメディアの重要性だけど、より継続的に自社とユーザーとのエンゲージメントを高めるためにオウンドメディアの活用を強くおすすめする。