ウェブ解析士マスターにカリキュラムレポート提出を義務付けた理由

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2019年以降、ウェブ解析士マスターの資格維持条件を2019年から変更した。

    1. カリキュラムレポートの提出
  1. 独自講座開催と資料の共有

2019年以前に資格を取得したウェブ解析士マスターも2019年度中の提出をお願いしている。
そして今後毎年ウェブ解析士マスターには独自講座開催と資料の共有をお願いししている。

1回ではなく、資格を持つ限り毎年である。
この条件「カリキュラムレポート」の追加理由をお伝えしたい。

結論から言うと、ウェブ解析士マスターは他のウェブ解析士のロールモデル=お手本であるためだ。

ウェブ解析士マスターはウェブ解析士の公式講座を教える資格を持ってる。しかしほとんどのウェブ解析士マスターはカリキュラムの開発には関わっていない。その結果教えられる人が限られている。そして教えている人もカリキュラムにほとんどかかわっていない。カリキュラム委員会から届く録画と資料を見て教えている。

そういう人がウェブ解析士のロールモデルではないのではないか。もっといえば、こうやって教材があるから、カリキュラムに関わる必要もないし、講座の工夫をしにくくしているのではないか、と思った。

大学が、その大学の合格のための講座と教科書を出してたら、予備校はそのとおり教えるだろう。それがみんなの成長の妨げになってる。

そしてウェブ解析士マスターは、自分たちが教えている内容を自分たちで改良していくようにしたい。教えてる自分たちが改善したいところを感じるだろうし、実務で括約しているなら、追加したり削除すべき内容も見えてくるはずだ。カリキュラム委員会が改良する者でも、カリキュラム委員会が創るものでもない。本来意見を取りまとめる役割である。

もっとウェブ解析士マスターが自分たちの経験をいかしてカリキュラムを良くする仕組みをつくらなければいけない、そこでカリキュラムについて自分の意見をつたえるレポートをつくるということを義務とした。

レポートといってもアクセス解析レポートではなく、テーマを決めて書く、報告書や論文のことである。グラフとか数字はメインではなく、文章メインとなる。

レポートは教え方、テキスト、試験問題どれでもよく、テーマとして問題意識、解決手段自分の意志を伝えた上で、委員会、分科会と話し合って最終的なレポートテーマを決める。出せばいいというものではない。

また対象とするカリキュラムはウェブ解析士、上級ウェブ解析士、Googleアナリティクス講座から選ぶことができる。

1月から毎月テーマとレポートを受付けをする。講師

たとえば、検索エンジンの研究をしたくても、コンテンツとして十分であれば別な、たとえばメールマーケティングの研究に変更を依頼されることもあるだろう。だからテーマは早めに出しておいたほうがいい。

内容はテキストに乗るかもしれないし、問題集になるかもしれないし、教え方に生かされるかもしれない。でも基本的に学ぶ上でに役立つ内容であることが条件になる。

なお委員会、研究会の常任委員以上は免除としているが、これは委員長や研究会リーダーが推薦した方がなるものであって、基本的に去年の活動を認められてなるものである。ことし希望していても常任にはなれるとは限らず、今年の活動をみて、来年任命されるだろう。

来年ウェブ解析士マスターが中心となった素晴らしいカリキュラムになるだろう。

もっと教えやすく、学びやすい実務に貢献できる人材育成ができれば幸いだ。

Toshiaki Ejiri: Born in Fukushima, working as web analytics consultant since 2000.