やるべきことがやれることがわかったら、やれるようにしよう

だらだら昔話を並べてるんだが、そうしてる今も講座をしている。5月ゴールデンウィークから3ヶ月、ほぼ平日毎日朝9時から6時まで講師だった2時間だけ、主役は私ではないが、それでも講師として生徒と向き合ってきた。10年教育みたいなことをしてたが3ヶ月向き合ったは初めての経験だった。

このときの受講生はほぼ全員業界未経験。ウェブ業界でも広告業界でもない社会人だった。新卒も大勢いた。そのみんながウェブ解析士といろんなデジタルマーケティングソリューションを学んだ。

そしてレポートを見ていると、多くの受講生がこの学びから自分たちの仕事や業界について役に立つ学びが多かったという感想が多かった。この頃の状況がデジタルマーケティングの必要性を高めた事も無論ある。でもそれ以上に、私たちが学び仕事で使ってるデータからユーザーを理解する方法は、誰もが学ぶべき内容だったのだ。そのことで手応えを感じた。

地方を元気にする誰もが学べるようにする、といいつつ、私たちは本当にそうしてただろうか?5時間で予習前提で試験を受ける形では、どんどん一般の人から遠ざかってしまう。だから私たちはもっと誰でも学べるようにするべきだったと反省してる。もっと簡単で気づきの多いものが作れたはず。

そして誰でも簡単にデジタルマーケティングができるソリューションがたくさんある。それを紹介すれば助かる企業だってたくさんある。それなのに全然紹介してこなかった。月1500円ぐらいで150万円ぐらいの価値があるものだってある。そういうツールはプロにとってあんまり必要なかったからだ。

私たちが誰でもデジタルマーケティングをできるようにする環境にしなくて、誰がするのだろう。私たちはやろうと目指すことに対し、求められてることがわかったら、実現できる方法を模索しないなんてそれは存在価値があるのだろうか?

ということで、存在価値だと思って誰でもウェブ解析や低価格のウェブソリューションを体験したり使えたり学べるようにしたいとおもう。

できる方法が分かったらならどうせ売ればできるか考えよう。

Toshiaki Ejiri: Born in Fukushima, working as web analytics consultant since 2000.