Yuix.okinawa2019への思い書いておく。

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法人会員でもあるD2C.comの山下さんと雑談からはじまったウェブ解析士協会とのコラボイベント。無事終わった。関係者の皆様お疲れ様。

なぜこのイベントやったか思いの部分は文章にしたほうがいいなと思い、残しておく。

D2Cさんが沖縄にオフィスを構えて、ウェブ系の仕事を沖縄で受託できるようにしている。沖縄県は他の県同様IT系企業の誘致を熱心に行っており、オフィス解説や採用した人件費まで手厚い補助金がある。

大手企業もこの助成金でリスクが下げられるため支店展開を進めている。それは狙い通りで問題はない。

でも補助金だけではこの仕事を定着させるのはしんどいはず。それぞれ専門家がいて、スキルと信頼の有無でしのぎを削る世界だ。

日本国内の賃金格差を利用した低コストでの開発受託をニアショアなんて言うが、低賃金なだけでは絶対にだめで、仕事できないと結局使えない。やり方わからん仕事依頼されちゃって、納期守るの土日削って調べたりとか、自分でググって自己解決できるとか、セミナー行ったり先輩と飲み行って仕事のコツを学んで成果上げたり楽するとか。そういう自らの腕をあげるみたいなことできないと、仕事依頼しないし、仕事も受けられない。

だから自立して成長するようじゃないと厳しいが、
目の前にある仕事は単純作業で
周りも学べることが少なくて
仕事の未来もあまり見通しが立たない

そんなだったら、やめちゃおうっかなー
沖縄料理店の店員の方が楽しそうだなー
なんて思うのも無理ないわけで、

でもさ、長期的には間違いなく、IT系の仕事は増えるし、ニーズもあるし、高度なチャレンジブルな仕事だって沢山ある。

それを地方にどう伝えるか?しかも毎回偉い先生を呼ぶのではなく、なるべくお金をかけず、若手を一番に考えたイベントはできないものかと考えたら、ピッチコンテストになりました。

Yuixという名前になったようだけど、これからは
沢山の若手IT関係者が沖縄に集まって、交流と学びを深める場になる。
10分間のピッチすれば安く沖縄いけるんで、賞金稼いで遊ぶつもりで集まる。
ベテランも若手に知恵を伝えつつ、沖縄で若手とフラットな交流を楽しむ。
こんな場を応援するスポンサーがいて、彼らの支援で若者がどんどん沖縄に安く来れる。交流できる。

このイベントがそんな装置になるといいなと思う。

あとD2C.の五十嵐さんや九州支部の中村さんには私が十分対応できず待たせたり、混乱させたりして申し訳なかったです。次回はちゃんと任せないとね。

任せるといったら、当日まで徹底的に動かなかった山下さん。
しかし山下さんの司会、ほんとすごいね。勉強になった!


そして、今回晴れて第1回優勝者となった長濱さん、佐藤さんおめでとうございます!!

Toshiaki Ejiri: Born in Fukushima, working as web analytics consultant since 2000.