SNSでのイメージの上げ方が変わった

この日は朝シンガポールから出発となった。

朝同行者と眠目をこすりながらタクシーでチャンギ空港に向かう。
夕方からのウェブ担当者フォーラムの関係者懇親会に参加するためだ。

今年も以前より大幅に参加者が増えていて、主催者も満足しているようだった。
日本はこれだけのセミナーを無料で受けられるなんて恵まれてるよね。

スポンサーによるイベントオーガナイズが成り立っていることは貴重。海外では殆どが有料だし、決して安くもない。

今回はウェブ担とネッ担の新キャラクターのお披露目でもあった。写真を取るためのブースも結構お金をかけて作ってたように思う。

でもあまり使われてなくて、私達も側面支援のつもりでSNSパネルをつくったものの、誰もつかってくれていなかった。

ここ数年SNSパネルをつくってはスポンサーしてきたが、もうSNSパネルは古くなったのかな、と思う。

思うに、ユーザーのレベルがあがって、記念写真みたいなものをソーシャルメディアにアップしなくなったのかもしれない。インスタグラムのような写真中心のメディアではもはや日頃の写真をアップするというより、写真を使った自己表現の場となってる。そのときに記念写真のようなものをアップしまくっても自分のブランディングにならない、そんなふうに多くの人が使ってるからだと思う。

そういう視点ではSNSパネルを使って写真をとるのはプラスよりマイナスの方が大きいのだろうな。

Toshiaki Ejiri: Born in Fukushima, working as web analytics consultant since 2000.