無料や低価格セミナーの講師経験がないと成長しない

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本日夕方からデジハリ横浜で久しぶりに一般の方にセミナーをした。
話はいつも通りの話中心だった。

もう何百回も無料や低価格のウェブ解析のセミナーや勉強会を行なった。
人生においては有料のセミナーより、無料だったり実質無料だったセミナーで話したことが多かったかもしれない。

そのことが私の今をつくっている。

無料のセミナーは集客は容易だ。でも受講生に何のリスクもない。ドタキャンだってできる。
その中で話をして魅力的に伝えられないと、すぐ飽きられてしまう。

対するに有料の、それも高額な講座やセミナーは、受講生にも「このお金は無駄になるかもしれない。」という心配を必ず持っている。お金を払ったからには何か持ち帰るものがないか探している。

そういう有料の人ばかり対象に話していると、講座を魅力的にするとか、面白くしようというより、効率的に問題なく講座を進める方に頭が向く。そうなると有料の人がこなくなったり、自分で集客しようとするとカベにぶち当たるものだ。

そして場数が足りない。無料・有料問わず繰り返していけば必ずプレゼンも教育も上達するはずだ、でも有料でしか講座をしてなければ機会が減り、上手になるための機会が失われる。

だから無料や低価格のセミナーもドンドンチャレンジして、自分の型を創る必要がある。だから自分が今後誰かに教えようと思うなら、割に合わなくても、リスクが負える範囲でチャレンジしないと成長ができない。

私以上にセミナー登壇する機会と場所が多様な人はいないかもしれない。それでは急速に上達することはないよね。

教えること、プレゼンすることは何があっても活用できる技術だ。
せっかく20時間ぐらい話せる内容はあるのだから、うまく活用できるといいとおもう。

 

 

Toshiaki Ejiri: Born in Fukushima, working as web analytics consultant since 2000.