プレタポルテとオートクチュールであなたはどっち?

先日、ペライチ山下社長とのパネルディスカッションが終わった。

私は地方活性化をライフワークにしている。小学校1年生からいままで私にとって譲り難い大事なミッションだ。
山下社長は、その私の勢いを上回る地方活性化にかける思いと気迫を感じている。

ぼくは振り返ると、地域活性化をテーマにしてきた。そしていろいろな形で実現を模索してきた。

でもね、まだまだちょろかったのかもしれない、と反省している。
結局成功しても失敗しても中小企業から相応の制作費用をもらっていた。

当時はCMSもなかったし、DWとかFWとかつかって上げてたから安くはないかもだけど、でも「コスト」=「制作費」だった。

その先輩が後輩を教えて、その後輩がそのまた後輩を教えて制作費=コストとなった。

服装なら、オートクチュール。貴族が人に合わせて服を作ってたい時代。そのときは仕立てが安いか腕がいいか、という2軸で+ブランドという感じだったろう。

でもプレタポルテが普及すると、急速に衰退する。もちろんオートクチュールの良さはないし、不都合もあるだろうが、でも安くてかっこいいならそっちを選ぶ。

オートクチュールが悪いなんていう気はない、でもそこで生きていける腕がなければ、プレタポルテをちゃんとおすすめして、お仕事すること考えないと生きていけない。

ウェブを作る、って仕事は大事だけど終わってるかもしれない。
必要なのは作ったもの(テンプレート)をかっこよく着せることかも。

Toshiaki Ejiri: Born in Fukushima, working as web analytics consultant since 2000.