情報を人に聞く

リアルにあった有識者をネットワークとして使えるようにする

生きた情報を知るための一つの有効な方法は人に聞くことです。TwitterFacebookなどのソーシャルメディアで業界の専門家と繋がっているのあれば、その人たちに聞くこともできます。直接メッセージを送ることでもいいでしょうし、ソーシャルメディアに投稿することで、さまざまな友人の意見を集めることができます。専門家こそ繋がっておくと、このようなときに価値を生みます。でも、ソーシャルメディアでつながっている程度の人からいきなりお願いされても迷惑がられるだけです。当然ながら質問に答えてもらえる人間関係を作る必要があります。

昔であればこのような人間関係を作るには長い時間がかかりました。しかしソーシャルメディアを使うことで短期間に深くなることができます。

ソーシャルメディアをコミュニケーションの軸にする

今後仕事やプライベートで人と会うとき、名刺交換や電話番号のかわりにソーシャルメディアのアカウントを紹介しあいましょう。TwitterFacebookInstagramできればLinkedinがあるといいでしょう。Linkedinは欧米のビジネスマンがよく使っていてFacebookよりビジネスの交流では一般的です。
メッセンジャーツールも合わせて交流で使います。FacebookメッセンジャーやInstagramはアカウントがつながればメッセージできますが、多くの日本人にとってはLineのほうが繋がりやすくなっています。そして、海外であればWhats appがあると便利でしょう。携帯電話の番号があればアカウントがつくれるお手軽なメッセンジャーツールです。そして、アジアや一部の技術的に詳しい人は暗号化技術で優れたTelegramを好みます。このような人に合わせた連絡手段を使えるようになりましょう。

情報にレスポンスをする

次にリアルでもコミュニケーションの基本は聴くことであると言われる通り、ソーシャルメディアでも聞き役に回りましょう。友達になった、フォロワーになった人の内容で気に入ったこと、役に立ったことにLikeしたり意見をそえてフォローしたりポジティブなコメントや反応を示したコメントを伝えると、相手は嬉しく思います。ただ無理にしてはいけません。無理やりだと、相手も変だなと思うのはリアルなコミュニケーションと一緒です。

ソーシャルメディアで何を発信しようか迷うとか、悩む人がいると聞きますが、まずは流れてくる情報を見て、反応していくのであればそれほどネタに悩む必要はありません。ネタは上から流れてくるのですからね。

情報を発信をする

次に発信をします。ソーシャルメディアでの発信の基本は、これを発信したら周りの人に役立つかな?とかこの面白い気持ちやストーリーを伝えたら共感してくれるかな?というポジティブな気持ちから発信しましょう。そして反応してくれた人がいれば、その人のアカウントも見て、興味があることに反応してみましょう。そのような形で継続的につながると、何年も実際には会わなくても身近に感じてくれる存在になります。

もちろん、自分がやった行動とか、あった出来事の紹介もよい内容です。自分が行ったことの良さや素晴らしさを伝えると承認欲求を満たされたくて発信しているのが相手に感じ取られるので、相手は反応することにストレスを感じはじめます。だから、自分のやった良いことでも失敗談でもいいですが、そのときの失敗や”vulnerability”自分の弱いところを見せるほうが共感を得やすいです。 褒めてもらうのではなく、気持ちをわかってもらうと言い換えればいいでしょうか?

くれぐれもやめておきたいのは、ストレスの発散です。イライラしたことをソーシャルメディアに発信すると、そのことに共感する人がいるかもしれませんが、それ以上の人は恐怖や怒りを覚えます。そして、そういう人とは関わらないようにしようと思うわけです。そして、共感する人は「この人は同じカテゴリーのストレスをぶつけてもいい」と思い、DMやポストでネガティブな意見を発信しはじめます。そうやって自分のソーシャルメディアの画面は自分が賛同するネガティブな言葉や意見によって覆い尽くされるのです。

そして恐ろしいことに、自分の意見に共感する意見で埋め尽くされたソーシャルメディアを見て、それが世界だ、それが正論だ、それ以外は間違っている、などと思ってしまう人もいます。

ダイレクトメッセージで関係を深める

相手の発信や自分の発信に興味深いレスポンスがあったり、詳しく意見を聞きたい、あるいは公には伝えられないけど、その人には伝えたいことがあれば、ダイレクトメッセージを使いましょう。同じトピックに反応している方に発信をしてもいいでしょう。

感想をお伝えしてもいいし、投稿内容をより有用にする情報の提供や、もし気をつけた方がいいことがあればアドバイスをしてもいいでしょう。

「この人のためになることをするなら、こういうことを伝えたら役立つだろう」という視点での発信であれば、批判や指摘もよいでしょう。

気をつけたいのは、自分と考えが違う、これは自分に合わないといった「自分に合わせよう」というメッセージは何も変えることができないばかりか、関係を悪化させる原因になります。

そのような発信は控えた方がいいでしょう。

先日投稿したブログとポストで「検索演算子」を「検索拡張子」と誤って記述したことをDMでいただきました。このような指摘であれば感謝されます。

オフラインで会う

最後にオフラインで招待してみましょう。ご飯を食べる、同業のイベントに参加する、ふとその地域に行く、なんでもOKです。私はウェブ解析士という団体とは別に羊齧協会(ひつじかじりきょうかい)という団体の幹部もしていまして、よくラムやマトンを食べるイベントに誘われたり企画をします。そんなときに「この人もっと仲良くなりたい」という人を誘うのです。

おすすめはそのイベントや食事するお店の紹介ブログを書いておくことです。お誘いのメッセージは簡潔でありたいものです。だから自分の思いや面白いと思うポイントを自分の言葉で伝えられる手段を使うと、お誘いに関わってくれる可能性が高まります。

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