無料でマーケティングが学べるノベルゲーム「宇宙から届いた焼き物X」の面白さを伝えてみる

いま誰もが自粛、自宅謹慎を強いられている。外出できない、それだけではない。子どもたちは学校に行くこともなく好きだったテレビゲームにも飽き始めている。

そんな中、一つ紹介したいゲームが有る。
全く無料でマーケティングが学べるゲームだ。中学生でも遊べる。

「宇宙から届いた焼き物X」

すぐゲームを遊びたい人はここをクリック。

控えめにいって相当ふざけたタイトルだが(笑)、「宇宙から届いた焼き物X」は佐賀県有田町を舞台にしたノベルゲームだ。

無料で携帯で遊べて、遊ぶ中で「マーケティング」を学べるゲームだ。内容はどうなのか?そもそも面白いのか?
作者の1人として、遊ぶ側に立って、真面目にあそんでみたレビューを残しておく。

焼き物Xは、ノベルゲームだ。ノベルゲームとは「かまいたちの夜」とか「ときめきメモリアル」などのようなシナリオを読んで選択肢を選びながら遊ぶゲームだ。ゲームは自動セーブ機能になってて、途中まですすむと、CONTINUEボタンを押すと続きから遊べる。

選択肢であなたのマーケティング力が分かる

プレイヤーは佐賀県有田町の町長になる。そこでさまざまな問題を解決していく。

このような選択肢の選び方で「マーケティング力」を測定する仕組みになってる。しかしそもそもこの町長には重大な秘密がある。

エイリアンな松江町長

松江町長は宇宙からやってきた異星人CVR007が演じている。演じなければいけなくなっている。

なぜ皿の修復か。第7銀河系の運命がかかっているのだが、そのために1枚2300万円の皿を販売するために試行錯誤する。

しかし馴染めない町に馴染めない友達。おじいちゃんの皿をバカにされたことから2300円で売ることを考える啓太くん。

そこで店に行ってヒアリングをしていく。

大好きなおじいちゃんのお皿を高く入りたい啓太くん。啓太くんのために色々手をつくす松江町長。考えれば異星人だからここまで親身になれるのかもしれない。

舞台は美しい有田町の名所で繰り広げられる。これは陶山神社。多くの施設が有田焼でつくられている。今見ると「旅って素敵だなぁ」と本当に思う。

そしてそれまでの町長の判断が貴方のマーケティングレベルの診断に使われる

はたしてレベル99はとれるか!?

このゲーム、シナリオはウェブマーケティング業界なら知らない人はいないんじゃないかと思う松尾茂起さん。

「沈黙のウェブライティング」

とか、
「沈黙のウェブマーケティング」

の作者。この業界では数少ないストーリーでわかりやすくウェブマーケティングを伝えることができるベストセラー作家でもある。この2冊ともウェブマーケティング業界では驚異的なロングベストセラーを出している。そしてSEOやマーケティングの専門家でもあり、実際SEOの知見も深く、マーケティングでも数多くの実績を残す実力化でもある。

さて、「宇宙から届いた焼き物X」の舞台裏を次のブログで紹介しよう。

Toshiaki Ejiri: Born in Fukushima, working as web analytics consultant since 2000.