しばらく日本の文化とか経済とかを中心にウェブ解析士の行動規範との関連を伝えようとしてきた。
やってみておもうのだが、この活動は「日本民族」が優れてるという結論にすることは絶対に避けなければいけない、ということだ。
私達は日本人で日本の文化に慣れ親しんでる。だから過去の優れた偉人の話は触れていきたいし、そこからより深追い洞察をすることはぜひすすめていきたい。
でもそれはイコール他の民族より日本人が優れてるというようなことではない。ちょっと書いてて怖いなと思ったのは、そういう主張だと思われたり、そう感化させてしまう危険性を感じた。
私はそのようなことを伝えたいわけではない。そのような優れた偉人による事例は、ほとんどの民族で持っているはずだ。
いままではアメリカやヨーロッパが学問の中心だったこともあり、マーケティングだって欧米由来の事例や理論が多かった。でも似たような考え方やフレームワークは欧米だけにあるのではなく、世界中にあるはず。
欧米に限らず、先人たちの世界中にある様々な事例をさまざまな事例をあつめていきたい、その先鞭として日本のケースをつたえていくことにはとても価値がある。