EFOは日本発世界に展開できるかも

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ウェブ解析士と上級ウェブ解析士の英語講座のオンラインを7/28に開催する。最近事務局内でオンライン英会話的な休日返上で英語での講座のロールプレイをしている。

毎朝朝会が終わってから30分と数時間まとめた講座のロールプレイと。自分ではなしてみると発音の細かなミスや伝えられなくても伝えられないことが多いことに気づく。やっとスタートラインに立ってるのかな、とも思う。

そこで今回はEFO(Entry form opitimization)について気づきを共有したい。

日本語では常識的な言葉が英語ではなかったりする。トリプルスクリーンはtriple screenと書き、日本ではTVとパソコンとスマートフォンのマルチチャンネルでのマーケティングを指すが、ぐぐってみるとデイトレーダーやゲーマーの3つ並べたディスプレイの写真がならぶ(笑)

EFOもどうやら和製英語らしい。Entry Formという言い方もほとんど英語でしないらしい。Web FormやInput Formのほうが一般的で、探したがEFOとは言わないらしい。Web Form Optimizationとは言うらしいが、具体的な手法として確立していないようだ。日本語や中国語のように2バイト文字ならともかく、英語でフォームの入力で迷う人が少ないからではないか?ということだったので、ちょうど火鍋食べに行こうと相談してた中国出身の方にEFOのことを聞いてみた。2バイト文字の代表格、漢字文化中心の中国ならニーズがあるんじゃないかと思ったわけだ。

しかし答えは意外だった。全く聞いたことないとのこと。文字も複数あってフォームで困らないのか聞こうとしたところ、「チャットで聞いてしまうからそんなフォーム使わないです」と回答があった。

そう、チャット文化の中国ではフォームから普通に買う人は少数派で、ほとんどの場合、サイト運営者と直接チャットで交渉して注文を受けるからだ。

EFOは日本で花開いた固有のソリューションなのかもしれない。可能性はないのだろうか?わからないが、2 バイト文字ではない地域、英語はつかっても堪能ではない人にとって入力補助やフォーム最適化のニーズがないとは思えない。EFO、意外と日本発世界にチャレンジできるソリューションになるんじゃないかと期待している。

この前ミヤンマーの方とお食事したときも魅力的な2バイト文字だった。エチオピア航空に乗ったときの機内放送は特徴的な2バイト文字でした。2バイト文字はたくさんある。グローバル対応を意識していろんな社会のフォームの問題を理解すればチャンスは開けるのではないだろうか?

Toshiaki Ejiri: Born in Fukushima, working as web analytics consultant since 2000.