ムスリムは実務的宗教としてお手本なんだろうな
- 2020.09.03
- thinking
先日英語の先生がヒジャブを身にまとっているので、ムスリムの方なのだなとわかった。フィリピンはカトリックも多いがムスリムの方もいるというのは聞いてはいたが初めて触れた機会だった。
教材として使ったニュースは犬の年齢についての話題だったので、会話の途中で犬を飼ったことがありますか?と聞くとない。宗教上禁じられてると教えてくれた。
え!犬も飼ってはいけないの?その常識はなかったので驚いた。ググってみるとよだれが汚れてるからということらしく、まあそう言われればあんなにハアハアとよだれを垂らす動物あんまりないかもな、と妙に納得した。犬によるけどね。
インドネシアやマレーシアに行くことでムスリムと触れ合う機会が増えた。インドネシアでは宿泊したホテルで朝5時ごろコーランが町中に流れていた。そして色々なことにルールがあって規制されている。
そのルールを聞いてて思うのは、このルールは法律や自治が整っていない地域ではとても有効なルールになるなだった。
遊牧とか、いろいろな未知の土地に行ったときに、砂漠や亜熱帯の土地なら、法律やルールが整っていない地域もあるだろう。そのときムスリムの戒律はそのまま法律になり、衛生管理になり、教育になる。他の仏教やキリスト教はそこまで具体的ではないし、実務的ではない。
豚も犬も飼わないのは、病原菌や伝染病を防ぐ効果はあったろう。高温の土地で酒は脱水を促すし、ヒジャブは太陽光から身を守る。
実務的に合理的な宗教なんだな、それは日本の浸透と通じるところはあるかもなと思った。
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