ウェブ解析士会議は試されごと

ウェブ解析士会議は試されごと

6月9日にウェブ解析士会議というイベントを開催したのだが、その直前、午前1時ぐらいに書いたメモを公開。

ウェブ解析士会議というイベントを毎年やってて、5年目になる。当初、イベントやったら?ぐらいのかる~いノリで始めたが、始めたらやめられないもので、毎年やらないと何だかだめになった気がする。

イベントまでは大変ことばかりだ。でも、そこでしかわからない人の本性もある。前日までの準備、当日の運用、後日のリカバリーで誰が何が得意かわかる。そして、私自身も試されている。それで信頼できるひとはとても信頼できるし、そこで信頼できない人は、多分仕事もできない。壮大なワークショップなのかもしれない。

すべての仕事は、試されごと。試されて結果を出す、のも大事。でもそれ以上に、人としてどう接するか、どう動くのか、を試されている。

イベントの成功・失敗は事前準備だ。そのあとは大抵些末なことになる。でも、現場で仕事をしていると集客より当日の動きや言葉で判断される。そこで人を思いやれないと、結局距離をつくってしまう。

そしてどんなに準備しても当日は膨大な意思決定が求められる。合議しながら意見を聞きながらベストな方法を模索することになる。

わたしにとってKSFは明日どこまで思いやれるか、だ。そのときは失敗だったとしても、そのときにとった意思決定、行動は経験として残る。

そして、その後は必ず私も周りも成長するし、それまでにない信頼関係が生まれる。

明日は広い視点で、私がすべきことをちゃんとやろう。