マレーシア飲食店支援方法を京都で実践する
- 2020.04.01
- about local business eating what I tried
毎日たくさんのチャレンジをさせてもらってる。今日は売上伸び悩む飲食店の改善策についてマレーシアと京都とミーティングをしていた。
飲食店が仕入れられる食材や料理をお店に行くのではなく、飲食店がデリバリーをするサービスを身近なITで実現する方法だ。この方法をマレーシアのTK Internationalがとりくんだところ数店舗で爆発的な注文が入っている。
仕組みはlineをつかう。飲食店の公式グループをつくること。そこにQRコードなどで消費者購読をすると、挨拶メッセージにこの飲食店が提供できる食材・料理と、配達予定日時と場所(つまり家まで届けずコンドミニアムのご近所などにまとめて届けて消費者はそこに取りに行く仕組み)が書いてある。
消費者はその挨拶からどこで何を受け取るのかを返信すればいい。
店舗は場所をタグ付けしておけば其のタグを頼りにどこに何をどれだけもっていけばいいか分かる。ユーザーは代金を持っていけば受け取れる、というわけだ。
マレーシアはロックダウンでスーパー以外は殆どが閉まっているが日本人にとって豚肉が手に入りにくい状況にあるらしい。ムスリムがもっとも多い国だからなのかもしれない。
そこでこの方法でしゃぶしゃぶ屋さんなどが豚肉をスライスして販売することで地元の日本人は大変たすかっているのだそうだ。
この方法をみて「これは頭いい!これだ!」と反応したのが京都の積さん。彼と阿部さんなんで知ってるのかな?と思ったらお二人オーストラリアのWAOJEのイベントでおつなぎしたんでした(私がw)。
積さんは早速其の日に京都でおなじlineの仕組みを数時間でつくってしまった。
そしていま消費者は申込が多いようだが、お店がまだ反応していないようだ。
そんなご縁で今日8時から京都とマレーシアとミーティングをしてた。発案は阿部さんだが積さんはそれに加え、lineで受発注から自動返信までany botをつかえばお店側で簡単につくれるサービスを紹介してくれた。
これらのサービスを組み合わせれば、飲食店でもすぐ馴染みのお客様とLineでつながってデリバリーサービスをつくれるかもしれない。場所をある程度絞れば運送業者を利用しないことも可能そうだ。
興味あればどんどんこの仕組紹介したい。飲食店がお店に来る以外のプロフィット方法を手軽に低価格でつくれる。そんな支援を世界中でできれば私たちは少しは役に立つはずだ。
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