なぜ木はコンクリートより安いのかな?
- 2020.09.09
- thinking
最近使っているリモートオフィスへの通勤は徒歩で20分程度歩いている。今日ももリモートオフィスに向かっていたとき思ったこと。
近所も建て替えが少しづつ進んでいる。建売になったり、賃貸アパート付き住宅になったりしている。建売の住宅は木造だった。それでふと思ったのだが、住宅って木で作るべきなんだろうか?
木は加工しやすい。風合いだって木のぬくもりだって好きな人は多い。コンクリートにはない味わいはある。それはわかる。
でも木って保水、酸素の供給源という環境資源としても大事だし、育てるのに何十年もかかる。輸入しているどこかの国で木が失われてるってことは、その分地球の酸素供給能力が減ってるということだ。
コンクリートがなぜ木より高いのかな?という疑問に至った。
日本は資源依存率の高い国だが、石灰だけは豊富だ。どこでも露天掘りで手に入る。コンクリートで家を建てれば、環境資源としてマイナスはなく、地面の下にある石灰が都市で壁になっただけだ。
木のぬくもりも風合いもすばらしい。でも柱を木でつくる必要はないし、貼ってもいいかもしれない。
木はもっと高くてもいいんじゃないだろうか。コンクリートは加工が大変?運搬が大変?それもあるだろうけど、木だって太陽光と大地が育ててくれるけど、同じかそれ以上に大変なはず。
自動車だってそう。
有限かもしれなく、輸入依存した石油による内燃機関のガソリン車より、エネルギー供給元を選べる電気自動車のほうがいい。それも発電所から送電でエネルギーロスがある方法より自宅で直接つかう太陽光による小規模発電がいい。
本来そういう考え方をしましょう、というのが環境に配慮する経済圏なのかもしれないけど、それが国の覇権と一緒になって語られ、かけひきになってしまう
仕方がないことだけど、どうにかならないものか。
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