Bangaroleでインド基礎集中講座を受けた
- 2019.08.13
- thinking what I tried
- Bangarole, IIT, インド, ビームラオ・アンベードカル
朝は9時ごろ起きた。機内で寝て多分だけ、そこまでつらくはない。
怒られそうだが、インドだけどBangaloreは涼しい。高原都市だから。軽井沢みたいな感じだ。雨季で雨は多いがすぐ止む。
それより心配なのは香港の動向だ。空港のすべての便が欠航になった。わたしたちは香港経由だ。果たして無事戻れるか。
移動して、今回全体でお世話になるSakuraa India Foundationに訪問、Bengaluru社長の話を聞く。今回は全体を通してほとんど英語だけど、彼の英語は聞きやすい。日本とのビジネス支援を長年しているだけあって話がわかりやすい。
日本人形もたくさん飾ってあって、日本に愛着を持っていることもわかる。
大きな標語も掲げてあった。
バンガロールは日本人コミュニティもデリーの次に大きく、トヨタも出展している。
もともと小さな町がIT系の企業の出展で拡大した都市だから、だからITエンジニアが多いし、学校も工科大学がとても多い。100校の工科大学がある。ランキングでは確認できなかった優秀なようだ
そして学校がとんでなく広くて数も多くて生徒も多い。そして優秀らしい。
意外なことに、日本で働くインド人は少ない。39,000人いて、11,000人がエンジニア。バングラディッシュやネパールの人は多いけど、インド人は多くはない。それにインド人向けのインターナショナルスクールも4校ぐらいしかない。今後国としてもエンジニアとして国内へ誘導しようとしている。
あとおどろいたことにインド人は日本語の上達が早いらしい。語順が日本語に近いこともあるし、発音もかんたんだから上達が早くて驚くらしい。10ヶ月あれば覚えるのだそうだ。日本人に教えるより早いと。日本人大丈夫か僕も含めて(笑)
インドの技術者から見ても日本に注目していて、アメリカのビザが厳しくなり、インド人の雇用を絞り始めているためだ。ブレグジットのためか、イギリスも難しいらしい。
そこで中国に行くインド人技術者も増えているが、日本も可能性があると考えている。日本だって技術者がたりない。このニーズはこれから広がるだろう。
そのあと、日本人でバンガロールに住む坂田マルハン美穂さんのお話をご自宅で伺う。豪華なエントランスでゲストをお招きするのにすごいなれてるんだな、と思う。私は全く得意じゃないけど。
坂田さんからはインドのことを色々基礎から教えてもらった。ご主人からはインドの教育産業についても。どれもとても有意義な内容だった。
それだけで1ヶ月分ぐらい書ける内容だけど・・・
何よりインドは広い。ヨーロッパと比べて同じぐらいの規模。そして言語も違うし宗教も違う。人口はインドのほうが圧倒的に多い。ヨーロッパ間の国ごとの文化の違いより、インドの国々の文化の違いのほうが大きい。
だから僕はBangaloreしか語れない。他の国はまーったくちがうからだ。
その他・・・
- インド工科大学(IIT)の入学の倍率は100倍を超える。科挙かい。。。
- プログラミングが圧倒的に人気。次が医療(インドの医療は素晴らしいらしいことも今回はじめて知った)
- 学びたい人と狭き門の大学、エンジニアの就業も決して楽ではないためそのギャップから教育ビジネスの拡大は十分可能性があるだろう。
そして坂田さんから聞いたインドの歴史。独立の経緯など世界史だった私もあっさりしか知らなかったなーと強く反省。ビームラーオ・アンベードカルって素晴らしい人がいたこともこのときちゃんと知る。その仏教復興運動(新仏教運動)_を日本人僧侶がその後受け継いだこともちゃんと知った。
こういうこと書くと宗教に興味持ち始めたとか思われるかもしれないけど、そんなことはない。
私の目的はインドでデジタルマーケターとつながり、ウェブ解析士を学ぶ機会をつくり、ウェブ解析士を教える人をインドから世界中に送ることだ。
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