日本のマーケティングの価値をどうすれば伝えられるか
- 2020.04.20
- about work thinking
朝起きて雨降ってたのでRing Fit Adventureをやってから、英語。Globisの宿題を英語の先生に聞こうと思ったけど全然つくれなくて普通にDailyNewsをやって、仕事開始。
朝は10時からのミーティングまで教材開発をつくってた。夜最後の1問つくったのでやっとウェブ解析士、完全版ではないものの素材はできあがった。
その後有田町のゲームのドメインやサーバを立てて、ドメインの振り分け、やーっと完了。ながかった。
その後小川ゼミの報告書を仕上げた。Windowsでのタブブラウザの挙動を調べてた。昨日会社でなれないWindowsいじって画面を録画した。ほんと画面録画でもZoomつかいまくってるが、QuickTimeより軽くて楽ちんだから。
夕方から大学の先生とミーティング。本質論に近いミーティングとなりとても楽しい。一体ウェブ解析士って世界に大してオリジナリティがあるかという議論だった。
ウェブ解析士で紹介していることは、目新しいことではない。むしろ20年前から変わっていない、ウェブにまつわる数字の読み方だ。では陳腐化、というと私はその陳腐なところに価値があるのか、世に聞いてみたいと思う。
ウェブ解析士の根底に流れているのは日本が戦後品質改善で培ってきたカイゼン活動だ。解析といってもデータを見ることに価値があるとは伝えていない。データを見て改善する行動に価値があると伝えている。
アメリカでは品質改善もシックスΣでトップダウンでのクオリティアップを求めてきた。対して日本では、現場が中心になってQCを通して品質改善を繰り返してきた。そしておなじフィロソフィーでマーケティングもしてきた。万引防止のPOSデータをマーケティングに生かしたのは日本だ。店長全員にマーケティングを考えさせ、試行錯誤をしてセブンイレブンはお店ごとに品揃えが全く違うコンビニエンスストアになり、アメリカを買収した。
日本のマーケティングは現場中心だ。現場の一人ひとりがデータを見て、問題点をみんなでさがし、仮説を立てて実行してみて、結果を測定する。その繰り返しで良くなってきた。そしてゴールから逆算をして緻密に改善を繰り返していく。リスティングの運用だって、ランディングページだって直帰率やCPAやコンバージョン数を細かく見て改善する。そうしないとクライアントがだまってないからだ。
この手法、アジアでは特に受け入れられやすいのではないかと思う。その良さをどうやったら伝えられるかが課題だ。
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