MaxMindとMatomoをつなげる意味

MaxMindとMatomoをつなげる意味

MatomoでもIPアドレスによるエリア把握はできるがそのためにMaxMindのデータベースをつかってる。ディフォルトでは使用言語で国を判別してIPは一切使わない。そりゃさすがに無理だと思うので、DB入れて使ってみることにする。

MaxMindのIPアドレス位置情報は2種類あって、無料版有料版がある。あと、IP匿名化の影響をうけないサーバーにインストールする方法もあるがそれは割愛。多分サーバレベルでIPアドレス匿名化はできてなくて、アプリケーションレベルで匿名化してるだけ。だからサーバレベルじゃ分かるってことなんだろうね。当然そのことをユーザーにオプトインしなきゃいけないけどね。

まずフリー版から見てみよう

さて早速MaxMindにデータベースを見に行こう。フリーのからね。

あらこんなところに3つもデータベースがころがてってますのね。ダウンロード。あ、バイナリーでってことで。

上から順番に町データ、国データ、AS番号。AS番号ってよくわからんね。IPアドレスみたいなものらしい。個にデータベース、古くなってるから1ヶ月に1回はアップデートしなきゃいけないみたい。でもって使うのはGeoLite2 Cityがおすすめだとのこと。国ごとよりそりゃ面白いよね。毎月最初の火曜日更新なんだそうだ。

自動更新プラグインを入れようとしたが失敗の巻

自動更新を入れると、常にフルなるデータベースを毎月自動更新してくれる、みたいなことがあがってた・・・自動更新、らくできる、すてき♪ということで実践。

次にプラグインをアクティベートしなきゃいけないらしいのだが・・・
プラグインの項目から GeoIp2 pluginを有効にしよう。私は有効だった・・・

続きは今度。データベースを引っ張ってくるプラグインを入れて、Cライブラリをアクティベートしようとしたのだが・・・

色々試行錯誤したが、結局このCライブラリを

$ ./configure
$ make
$ sudo make install
$ sudo ldconfig

の実行もしないといけないのだが、所詮安いお金しか払っていないこのレンタルサーバーの環境ではこのsudoは(super user が実行する)という意味らしく、できないことが判明。また別情報によると、これを実行しても日本の環境だとうまく行かないらしいと確認。さっさとあきらめることにする。

MaxMindデータベースをちゃんといれることにする。

最初はこんな感じ。どうやっていれるのかなーと思ったらなんと、設定画面にやり方が書いてあった。(インストールしたら消えてしまった・・・)
以下参照。

ビーコン型のデータのとり方するなら、GEOIP2(php)ってとこをインストール済みにする必要があり、データベースを入れる必要がある。データはここね

このGeoLite2 Countryを今回入れる。Download(md5 checksum) をクリックしてダウンロード。

GeoLite2-City_20191022.tar.gz

というファイル。tar.gzはLinuxで使われる圧縮ファイル。これを解凍する(私はLinux Serverでつかわれるので、linuxサーバにあげなおして、解凍FTPでもどす。

解凍したフォルダを開けて、GeoLite2-City.mmdbというファイルだけをとりだす。

そしてダウンロードしたデータベースをアップロードするのだが・・・これがどこにおいていいか分からない。

他のMatomoのサブディレクトリにコピーします(これはFTPでもSSHのどちらかでも可能です)

とある。「他」ってなんだよ?と思い色々入れるが失敗。
そこで英語版に設定を変更。他ってどこを指してるのか見たら・・・

“misc”と書いてあった”misc”っていうフォルダはある。ここか!と思って入れたら正解。

うごきはじめましたー