傍流も極めるとその先に真実が広がっている

snowy mountain ridge with long road
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地方中小企業に貢献したいと思って仕事を選び、会社を作り、社団法人までつくってきた。

ただずっとここに引っかかってることがあって、つい最近腑に落ちたことを共有しておきたい。
というのも、私のやってることはそもそも中小企業を本当に支援する本流ではないんじゃないかということだった。

私はウェブマーケティングでもウェブ解析という極めてニッチな仕事をしてきている。人生かけてやってきたことで、それはそれで意義はあると思っているし疑いはない。
でもね、多くの企業にとってウェブ解析が一番救いになるわけでもないし、ウェブ解析が一番インパクトの大きい施策でもないだろう。もっと分かりやすかったりするだろう。そもそも状況によって企業がとるべき施策は違う。

だから私はウェブ解析に固執してるが、本当に中小企業を支援するにはそれを捨てなきゃいけないのではないか、などとうっすら思っていた。

中小企業診断士を取ったウェブ系のコンサルタントもいた。相当初期にウェブ解析士のマスターもとっていた。ITコーディネーターと仕事をしていても思ったが、彼らのほうが事業の改善において本質的でありインパクトがある。財務諸表を見て、経営状況を調べ、事業計画をつくり、融資や助成金などの対策をうっていく。まさに中小企業の医者であり、救世主だと思う。

ウェブ解析はこれらのアプローチに比べ限定的でイロモノであることは明らかだろう。先日農業の支援でも一緒に仕事をさせていただいた。田畑の作付けや取れ高から効率化をはかったり計画をつくる。そこでアプリなどをつかうのだ。これって本当に本質的で素晴らしいアプローチだなと思った。

でも私は診断士にもITコーディネーターにもなれなかった。ここ10年あれだこれだと動き回っていたのでそっちに手が回らなかった。
自虐的に言えば、自分の土俵から抜けられなかったともいえる。実際そうだった。
しかし土俵はどんどん広がって、複雑になり、そこに追いつき、次の方向を見るので精いっぱいだった。

さて今振り返って思う。中小企業診断士を学び事業計画や経営分析ができたら、私のスキルは上がったかもしれない。私はその時間を犠牲にして、全然ちがうことをやってた。テキサスのオースチンまでいってオタクの恰好してイーでインタビューをしてた。

そして私は結局不揃いなスキルのままではあるが、ウェブ解析を軸にした世界観で遠くまで見据えることができた。その一点において、他の皆様に役立つことが、貢献できることがたくさんあるようだ。ありがたいことに。

傍流も極めるとその先に真実が広がっている。

広く見ることも本流を極めることも真実につながる素敵なことだが、傍流にも同じように真実が広がっている。

作成者: ejtter

Born in Fukushima, working as web analytics consultant since 2000.

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