acronymsなんて知らない私がこの仕事してる怖さ
- 2019.04.07
- JPN(2020) thinking what I tried
- 帰国, 英語
まさかここまで長くアメリカにいることになるとは思わなかった。3月頭のSXSWへの出展のあと、思い切って決めたAdobe SummitとMartech Conferenceへの参加を終え、本日やっと帰国。時差があり、6日出発して7日夜到着となった。こうなるとブログがぐちゃぐちゃになる(笑)
帰る間中、英語の模擬試験の内容のレビューを行った。
Wifiも貧弱な機内で、パソコンで仕事をしようと思ったら、機内の電源にありがちなことでMacの電源がうまく入らない。あの四角い充電器が自重でおちてしまうのだ。途方に暮れていたところ、隣の人が充電器を貸してくれたのでiPadを使って仕事をすることができた。機内での仕事にはいつも何かトラルがある。
英語での問題文、解説文を読んで改めて自分の視点で考えると私がいまやろうとしていることの難しさがシリアスに感じることができた。
文章を読んでいて、これで本当にネイティブは分かるだろうか?その表現はネイティブにとって自然だろうか?という疑問が湧いてくる。
その問題は色々なことに原因があり、当然翻訳の問題とは限らない。
まずあるのが日本語の問題である。サーチコンソールなどをクローラー管理ツールなんて言い方で書いてあると「それはなんだ?」と英語だと思ってしまう。日本語であれば、まあウェブマスターツールかサチコかな?なんて察することができるが、そんな無駄な新しい単語、使う必要はない。でも翻訳者はそんなコト分かるはずもないから直訳してしまう。ウェブマスターツールとすればいいけど、これは日本語の問題である。
ほかにも日本語で書いているときに欠落している情報がある。中にはある程度知っている人ならこれでもいいけどな、という欠落もあり、それを翻訳時に主語を入れたら、違う意味になってしまうこともある。
そしてそれらをややこしくするのが私の英語力。例えばIntroduceという言葉があると私は無条件で「紹介」だと思ってしまう。
introduce this product to the network
なんて書いてあると、ネットワークにこの製品紹介?ってなにそれ?
と思うがintroduceには実装する、という意味がある。それを知らない私が「これintroduceじゃないよね?」といえば翻訳者は違うと思って調べてしまうが、それは私の英語力が弱いだけで無駄な手間を掛けてしまう。
こんないろんな問題を抱える中英語にする、という難しさ。
例えば CPA,CPC,CTMみたいな3文字言葉。これを私達は3 letter wordsと読んでいるが、ネイティブではacronymsというらしい。そんなことば聞いたこともないが、IBMとかMSDOSみたいなイニシャルだけで表現することを指すらしいし、それがネイティブには自然だが、アジア人などnon nativeにはほえ?となるはずだ。
それは誰をターゲットとするか、による。
その言葉の壁を超えるなら、まあネイティブに寄せてけ!となるが、私には到底手がでない。
どれだけ大変なことか機内で悶々としながら眠ったり起きたりしているうちに成田についた。明日から国内の仕事だ。
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