ウェブ解析レポートをつくるときにおもうこと
- 2019.01.16
- OldCategory(JPN) web analytics writing&words
レポートを書くことについて書いてたことメモをまとめてみた。ウェブ解析入門にもこんなこと書いてたけど、忘れないうちに。
あなたの価値になるレポートを作ること
ウェブ解析のレポートを依頼されたとき、多くの人はデータを並べ得ただけのレポートをつくってしまう。ウェブ解析はデータですし、数字が入ったレポートを出せば、文句をいうクライアントは少ないだろう。
しかしデータの集計は何十年やっても価値はゼロ。誰も評価しないから就職でも昇進でも価値をうまない。なぜなら集計は作業。一見ラクに見える作業ばかりの仕事は、自分の成長機会を奪う。
提案は、自分の意思。クリエイティブな行動。間違って失敗するかもしれないけど、でも失敗したという経験を得たうえでは自分にとってプラスになる。
あなたの意見、提案を必ず入れるようにしよう。クライアントのためではなく、自分のため。
ツールノススメ
プロだからこそ、ラクして、すばやく、美しく。
便利なツールを使ってラクチンにレポートをつくろう。
Google Spread Sheet add-ons Google Analyticsは正直とっつきにくいですが、なれると便利。
なにより工数が減って間違いが減る。レポート書いてたら、期間比較がズレてた、とか設定すべきフィルタをかけてなかったからやり直しがよくある。
これを使うと設定したとおりデーターを吸い上げてくれて、毎回期間指定とかポチポチする必要がない。
Tableauはデーターアナリストの間でも人気のツール。Google Spread Sheet add-ons Google Analyticsのように無料ではなく、少し高いとおもう方もいるかも知れないが、私達の気持ちがわかっている。例えば円グラフなどで細いデーターをいちいち集計しなおさなくても、まとめてくれたり、データーを縦横無尽に解析できるのが楽しいところ。エクセルとの違いを「熱中」できるツールだと表現する人もいる。
Googleデーターポータルはビジュアライゼーションツールなんて言い方もするが、絶賛進化中。どのぐらいかというと名前が変わるぐらい(笑)、むかしは「データースタジオ」という名前だった。期間とか対象のデータとかを見ているユーザーが自由に操作できるレポートも作れる。うまく使いこなすとレポートの工数がぐんと減る。
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