ヒージャー汁をめぐる冒険 後編
- 2019.07.16
- eating
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朝ごはんはできれば街で食べたいな、と思い第一牧志公設市場に行くが、ない。
よく見たら新しいプレハブの建物が第一牧志公設市場だった。ちょうど閉鎖されて改装されてすぐだったのだ。
8時ごろでもやってるお店があり、魚中心の朝ごはんにしようと思ったら山羊汁があって頼んでみた。
うまい、うまいのだけど、求めてるのはもっとハードでコアな山羊汁だ。でも理想の山羊汁は市場で調理したら間違いなく怒られると思う。
沖縄でとくに用事があったわけではないので、昨日セミナーを開催した県立図書館で仕事をする。とにかくキレイな図書館で、快適にティラノビルダーの予習やら英語や中国語の学習もした。
お昼はやっぱりステーキ。1000円で食べられるサラダ食べ放題のステーキ屋さんで、溶岩石で焼く。
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食券で買い、グラム数は3種類ぐらい。肉は部位で5種類ぐらいあり、セルフサービスでライスやサラダを持ってくる。
眼の前で肉を切る、いきなりステーキと比べ見た目のインパクトは薄いかもしれないが、ぐらむ数が決まってるので量るなどの手間をかけなくてよい。肉の焼き方は全部レア。溶岩石が保温力高いため、好きに焼き方を変えられる。
追い肉で、足りない人は食券買って追加できる。
東京にもあればいいのにね。
午後から山羊の店探すが日曜夜はお店がやっていない。やっと見つけた日曜夜やっている山羊のお店は二十番。しかし7時から。時間がけっこうある。安里の周りは山羊のお店が多い。フラフラ歩くと、食べログにもあまり記載がないが山羊汁を出すスナック風のお店発見。でも「今日山羊ないのよ〜」と。
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でもここに限らず山羊のお店ってなぜかスナック風のお店が多いんだよなー。なんでだろ。
さらにさまようと、すごい気になるお店発見。ひいき屋。
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沖縄で貝!根拠ないけどでかそう(笑)カウンターしかないお店に入ってみたが、いっぱい。ここは予約なり紹介がないと入れない雰囲気だった。そもそもこのお店にもう1度来れる自信がないぐらい商店街の奥だった。でもいいんだと思う。
そこで次の候補だった餃子屋さんで時間まで待つことに。
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餃子もいろいろあるけど、ここは小ぶりで、噛むと空気が吹き出すような、ぴっちり包んだ餃子。少し小ぶり。10個食べても、軽快に食べられるので、すぐなくなってしまう。包み方が丁寧だったので水餃子が正解だったかも。
神保町三幸園に似てる餃子で、たしかにうまい。私はこういうお店を探り当てる力はあるなぁと思う。なんか生かせないかな。
二十番、7時オープンと聞いたけど7時前から開いてた。
まってましたとばかり山羊刺、山羊汁をオーダー「山羊汁は後で食べるからとっておいてね!」と。
チイリチャーというものがあり、それも食べてみる。山羊の血を入れたひき肉の炒めものだ。
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クセは少なく、少しレバーのような味がする。御飯のおかずにいいだろう。ワイルドなよもぎが期待を高める。
そして待ってました山羊汁。よもぎはお願いして増量した。
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ヒージャー汁らしいヒージャー汁を食べた。目に染みる山羊の香り、更にしみるよもぎ、肉を噛みちぎってはスープをすすり、よもぎを噛む繰り返しは10年以上ぶり。
汁まさにこれこそがヒージャー汁!この味10年ぶりかなー。
二十番他よりお手頃で本格的な山羊料理食べられておすすめです。
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