令和元年初日はハイエースで車中泊だった

令和元年初日はハイエースで車中泊だった

いま有田温泉の駐車場でハイエースの中でブログを書いている。今日はこれから車中泊。

有田町に向かうために長崎空港からレンタカーで向かった。有田は陶器市で1年で一番賑わう時期であり、宿はない。GWもあって周辺も全く空きがないので、1社だけもってたハイエースを借りて向かった。
有田温泉にはRV向けの駐車スペースがある。ハイエースで寝れば、ここで過ごすことができる。

ほんと今年は無謀な移動が多いが、今回もトップクラスに無謀だった。
もともとは山下社長のお誘いから。5/2に有田町で会おうというお誘いだった。
私からおねがいして同席させてもらったからだ。

なぜここにいるのか。3月のSXSWに遡る。
SXSWはEduとIntaractiveにブースを出展した。
Eduはその名の通り教育組織向けのイベントだ。多くの学校向けサービスが出展していた。アメリカらしいなと思ったのは奨学金支援サービスがあったことだった。
多くの参加者は学校教育関係者と学生だった。私どものカリキュラムは社会人向け。お祭りという意識でコスプレやガチャポンを準備してきたが、真面目さにすこしはずした感があった。でもそんなことなく、少しおすすめすれば皆ガチャガチャを引くようになった。

そのときにある教育関係のエージェントから素朴な疑問を投げかけられた。

このウェブ解析士は中高生向けにはないのか?

正直、脳天叩き割られた感覚だった。そうだ中学生、高校生が分かるような講座やオンラインセミナーを作れば、学生にウェブマーケティングという仕事の選択肢が増える。

SXSWには様々な未来を予感させる教育コンテンツがあった。STEAMと呼ばれるようなこれからの子供立ちに必要なコンテンツもそろっていた。しかしマーケティングに関する子供向けの教材は1つもなかった。

私達ウェブマーケターは企業にとってなくては行けない存在だ。たとえばウェブ解析士(手前味噌ながら)もっていれば、色々なマーケティングの手法を知ることもできるし仲間も増える。でもマーケティングを学ぶのは大学生から、それも多くの場合インターネットやウェブというより、マーケティング理論や事例などが中心であることも多い。おとなになってから重要さを理解し、それぞれ独学で本などで学ぶ状況だ。

これを変えるなら、中高生向けのマーケティング教材があったら価値があるのではないか、と思うに至った。

しかし、どういうテーマなら中高生の心をつかめるか、コレが難しい。子供に聞いてみた。

  1. Yourtuber担って人気ものになる
  2. ゲーム会社社長(とかマーケター)になって会社大きくする
  3. 一国の主(とか参謀)になって国を反映させる

結果3か1。誰も社長なんてなりたくなさそうだった(笑)
なりたくないものなんて、テーマにならない。ということで頓挫してしまっていた。

どーしよーか迷ってる、という話をペライチの山下社長にしたとき、彼は有田町の活性化をお手伝いしようとしているという話を聞いた。

そこで二人でひらめいた。町はどうだ?町をもっと元気にする、観光客を増やすというようなテーマで町長や町役場広報課として活動するというのはどうか?

メリットは3つある

  1. 簡単になれない町長になって町を元気にする体験ができる
  2. マーケティングが金儲けじゃなく、社会に役に立つ、イメージが付きやすい
  3. 町の認知度アップにもつながりそう

ということだ。

借りたハイエースは大人一人十分寝れるスペースはあるが、業務用のハイエースのため、「荷台!」って感じで横になっても痛そうだった。そこで椅子を倒して寝たが長時間経つと腰が痛くなった。

いい年こいて笑われるかもしれないが、オースティンで見つけた機会を佐賀県有田町で生かすなんて面白いよね。

ま、失敗しても笑われるだけだし。あたってみます♪