へーと言わせないことも大事にする
- 2018.12.17
- education flamework global OldCategory(JPN) tips
本日はクアラルンプールで英語版ウェブ解析士のセミナーを開催。私も3分ぐらい、冒頭で話した。その後テストの受け方などのちょっと説明した。去年はそれだけでも命をかけるぐらい大変だったが、直前に振られても一応説明できる。上手ではないし、まだ本質を話しきれてないけど。でも上達はする。場数で必ず伸びるのがプレゼンだ。
その中で、一人日本語と英語の両方の講座を受講者の立場で聞いている受講生がいた。日本語の講座と英語の講座はそうとう違う。ましてや私の日本語の講座はまだ事務局が公開しきれていないウェビナー専用の講座をつかってるから全く違う内容になっている。
そこで聞いてみた。すると、どっちも違う意味でいい、という。
英語の講座は全体的に深く話していない、でも実務上その内容で問題ないし、英語だから分かりやすい(日本語もわかるマレーシア人とはいえ、英語のほうが馴染みは深い)。
一方日本語の講座は全体的に深い話が多い。その分勉強にはなる。
ということだった。ああ、私のマニアックな性格が災いしているのではないだろうか。
私はセミナーや講座をしたとき、受講生に「へー」と言わせないと気がすまない。ウンウン知ってる、はいはいそうだよね、なんてうなづきではダメなのだ。
へーそんなことあるんだーって顔を見ないと次の話をしたくなくなる。
でもそんな姿勢が、「これも知らないだろ」「あれも知らないだろ」と深く入り込んで、結局「でそれ役に立つんだっけ?」となってるケースは特に初心者にあるのではないだろうか、とも思う。
全てにおいて知らないことを教えなければならない、なんてことはない。知ってることは合意して、知らないことを学ぶほうが、聞く方だって疲れない。
これから知らないことも増えてくのだろうから、こういう意固地な姿勢を貫くと、最近の若いものは、とか昔の良い時代は、とか言いかねない(笑)
思うのだが、多分英語版のさらっとしているほうが本当は適切なのではないだろうか。アクセス解析がメインだったころ、生ログを見ながら1行1行整理整頓していた時代の私にとって大事なことが大事ではなくなってきてるのに、「あれを知らないと」と固執しているのではないだろうか。
気をつけたいと思う。
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