解析新書 Table Anatomy

不安なときこそ不安なメッセージを拡散しない。自分のために。

シンガポールを出発した。最後の日、繁華街に行ったらいつも通り、いやそれ以上に賑わってた。バンドもいたし、確認できていないが路上で女子プロレスがあったようだ。

若い人たちはマスクをほとんどつけていない。バンバン知らない人同士が飲みながら交流してた。いろんな人種のいろんな世代の人が楽しんでた。

不安拡散して、自分が惨めになるだけ。安心と応援を拡散しようと伝えたい。

震災を思い出していたからだ。

震災から1週間2週間ぐらいの間、私はなんだかバタバタとうごいていた。
もうすでに九州や名古屋などで登壇する機会が決まっていたので、震災の支援で作業着で4トントラック運転しながら、東京に戻っては各地で話をしていた。

本当はウェブ解析士紹介しに行ったのだけど、大して集まらなかったから、私の経験、多分メディアでしか聞けないし九州や愛知の方に知ってもらうのも価値あるだろうと思って話していた。

そしてみんなにお願いしてたこと、それが「不安を拡散しないでくれ」ということだった。

いわきは津波と原発の問題があった。津波でやられたところは全部持っていかれ、やられていないところは物資不足に悩んでた。
原発近くの人は、もう死んだかもしれないと思っていた。大阪に逃げた人もたくさんいた。
不安の真っ只中にいた。

そういうとき人は「自分は津波来なくて大丈夫、でもあそこは津波にやられてえ大変だ、これからこんな不安があるだろう」なんてメッセージを悪意なく発信する。

そしてその人たちより安全な人は「私たちは安全だけど、あのあたりは地震でやられて大変だ」なんてメッセージをなげている。

こうやってみんなが不安だ大変だというメッセージをなげていると、自分たちは安全だとおもってえるけど、不安メッセージをなげてるところは全部不安なのだ。だから日本は不安だ、アジアは不安だと外の人から捉えられてしまう。

だからポジティブなメッセージや応援するメッセージをなげえないと自分たちの価値を下げるよ、と伝えてた。

同じことがこのウイルス騒ぎでもいえて、アフリカの先生からはアジアは大丈夫か?と必ず聞かれる。そしてアジアでもあそこは患者が多いと不安なメッセージを投げている。

自分が気をつければいい。心配する人が気が済むまで予防できればいい。でも不安なメッセージをなげることで自分の価値を高めることないよ。

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